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ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向

ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリウレタンの基礎や原料開発の歴史から解説し、最新のポリウレタン製品の要求特性、ポリウレタン塗料・接着剤・水性PUDの最新動向について詳解いたします。

開催日

  • 2018年6月5日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリウレタンに関連する技術者、品質担当者
    • 塗料
    • 繊維・衣類
    • 接着剤
    • 車両・航空機・船舶・輸送機器
    • 自動車内装品、クッション
    • エンジンのシール・防音
    • ロール・パッキン
    • 医療器具 (ウレタン硬化剤)
    • 人工臓器のシール
    • 保温材・保冷剤
    • 建築材料・内装
    • シール材
    • 各種フィルタ
    • エラストマー
    • ウレタンフォーム など
  • これからポリウレタンを扱う方
  • ポリウレタンで課題を抱えている方

修得知識

  • ポリウレタン原料の基礎とポリウレタンの概念
  • ポリウレタン塗料・接着剤の原料と最新動向
  • 水性PUDの基礎と現状、今後

プログラム

 ポリウレタン原料と製品の工業化はすでに半世紀以上の歴史を持つ。その中でも、非発泡ポリウレタンは塗料、接着剤、シーリング材などの分野で大きな実績を示している。また最近は脂肪族イソシアネートベースのポリイソシアネートの新製品や水性ポリウレタンディスパージョン (PUD) の新規投入も顕著である。
 本セミナーでは、主にこれらの新製品の要求特性を説明する。それらの理解をたやすくするために、ポリウレタンの基礎や原料開発の歴史をもステップを追って説明する。
 なお本セミナーは、筆者の最近10年の発表文献や講演資料をベースにおこなうが、最近係わりの強いPUDの動向にも言及する。溶剤型のみならず、水性PUDの技術や市場開発に興味のある方の参加を求めます。

  1. はじめに ポリウレタンとは
  2. ポリウレタン原料
    1. イソシアネート
    2. ポリオール
    3. その他 副資材
  3. ポリウレタン塗料・接着剤とその原料
    1. ポリウレタン塗料・接着剤の概要
      1. ポリイソシアネート
      2. ポリオール
      3. その他添加剤
    2. ポリウレタン塗料・接着剤の用途
      1. 常温乾燥型
      2. 焼付硬化型
      3. その他・UV硬化等
  4. PURの劣化と安定化対策
    1. メカニズム・要因と原料での対策
    2. 添加剤・安定剤での対策
    3. 今後の対策と方向性
  5. 水性ポリウレタンとその原料
    1. PUDとその用途
    2. 各種PUDとその原料
    3. PUDの硬化剤
    4. 水性2K – PURの現状と今後
    5. UV硬化の可能性と原料
  6. 新規分野とその要求特性
  7. まとめ
    • 質疑応答

会場

ドーンセンター

4F 中会議室3

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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