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ゴム・プラスチック材料の疲労劣化と寿命予測

ゴム・プラスチック材料の疲労劣化と寿命予測

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ゴム・プラスチック材料について基礎から解説し、摩耗、摩擦のメカニズムから各種試験方法、注意点を解説いたします。

開催日

  • 2018年5月31日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • ゴム、プラスチック材料の設計・技術・評価・試験に携わる方
  • ゴム、プラスチック材料の摩擦・摩耗で課題を抱えている方

修得知識

  • ゴム・プラスチックの摩擦・摩耗のメカニズム
  • ゴム・プラスチックの摩擦・摩耗の評価・試験方法

プログラム

 ゴム・プラスチック材料の耐久性は使用条件、環境条件に大きく左右される。
 本セミナーでは、各種使用条件におけるゴム・プラスチック材料の疲労・劣化のメカニズムと評価法、寿命予測について、金属材料などとの違いも比較しながら述べ、各種疲労試験方法、評価方法についても解説する。またこれらを含めて統計的な手法を用いての寿命予測の方法についても述べる。
 最後にISO規格に提案するために行った、ゴム材料の耐候性劣化について世界各地で屋外暴露した結果を報告し、寿命予測の方法、耐侯性標準材料についても述べる。

  1. 金属材料の疲労・劣化
    1. 金属材料の耐久性・疲労劣化
    2. 疲労亀裂進展と寿命予測
  2. 統計的手法による寿命予測
    1. 材料試験データでの予測評価の注意点
    2. ワイブル分布の内容
    3. ワイブル確率紙・累積ハザード紙の構成・使い方
    4. 確率モデルによる劣化の寿命予測
  3. プラスチック材料の疲労・劣化
    1. プラスチック材料の疲労と劣化
      1. 静的破壊による劣化
      2. 衝撃破壊による劣化
    2. プラスチック材料の疲労劣化特性に及ぼす支配因子
  4. ゴム材料の疲労・劣化
    1. ゴム材料の疲労劣化寿命と予測
    2. 引裂エネルギーとクラック成長速度による予測
    3. 製品の耐久性予測への応用に向けての課題
  5. ゴム・プラスチック材料の疲労劣化試験
    1. 疲労・劣化試験方法の分類
    2. ゴム材料の疲労劣化試験法
    3. プラスチック材料の.疲労劣化試験法
  6. ゴムの耐侯性評価と寿命予測
    1. ゴム材料の耐侯性評価の考え方
    2. 屋外暴露3年での解析 (主成分分析)
    3. ゴムの耐侯性標準試料の提案と寿命予測
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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