技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

大容量リチウムイオンキャパシタ技術とその応用展開

大容量リチウムイオンキャパシタ技術とその応用展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオンキャパシタの基礎・原理、工業化に必須の基本技術、量産化での課題、長寿命化、安全性、期待される用途・応用分野まで詳解いたします。

開催日

  • 2018年5月29日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 電池・キャパシタ開発技術者
  • 電池・キャパシタ用材料開発技術者
  • 電池・キャパシタ応用技術者

修得知識

  • リチウムイオンキャパシタの基礎・原理
  • リチウムイオンプレドープ技術
  • リチウムイオンキャパシタの基本特性
  • 長寿命・安全性の原理
  • リチウムイオンキャパシタの用途・応用分野

プログラム

 代表的な電気化学キャパシタであるEDLCは高入出力特性、長寿命等の優れた特性からようやく車載用途等に使用され始めてきたが、エネルギー密度が低いことが欠点でその用途は限定されているのが現状である。一方リチウムイオン二次電池に代表される蓄電池は高エネルギー密度ではあるが、高入出力特性や、長いcycle寿命などが要求される用途には限界があるため、EDLCと二次電池の特性を併せ持つハイブリッドキャパシタであるリチウムイオンキャパシタが注目を浴びている。
 本講座ではリチウムイオンキャパシタの基礎・原理、工業化に必須のリチウムイオンプレドープ技術等の基本技術を解説し、量産化での課題を検討するとともに、ハイブリッドであるのになぜ長寿命が確保できるのか、なぜ安全性が確保できるのかなどを解説してその特徴の理解を深めていきます。それにより期待される用途、応用分野を探索し、今後の蓄電デバイスのあり方を解説します。

  1. 電池とキャパシタの充放電原理
  2. リチウムイオンキャパシタの原理と特徴
    1. リチウムイオンキャパシタとは
    2. 電池とキャパシタのハイブリッド化
    3. プレドープの考え方
    4. 長寿命の理由
    5. リチウムイオンキャパシタの発電原理
    6. リチウムイオンキャパシタの特長
  3. プレドーピング技術
    1. コイン型セル
    2. 積層型セル
    3. 垂直プレドープのしくみ
  4. リチウムイオンキャパシタの特性
  5. リチウムイオンキャパシタの安全性
  6. リチウムイオンキャパシタの応用展開
    1. 再生可能エネルギー応用分野
    2. 産業機器関連分野
    3. 回生エネルギー応用、省エネ関連分野
    4. 移動体関連分野
  7. 今後の開発動向

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

関連する出版物

発行年月
2021/4/16 2021年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2020/4/17 2020年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/7/19 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2019/5/24 2019年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2017/4/21 2017年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用