技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医用高分子材料の基礎・要求特性および創製技術・応用展開・動向

医用高分子材料の基礎・要求特性および創製技術・応用展開・動向

~新規の医用高分子材料の設計に向けて~
東京都 開催

概要

本セミナーでは、高分子系バイオマテリアルの基礎、要求特性、創製、応用、動向、ニーズ、課題等を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2018年3月15日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 現在、再生医療の発展やヘルスケア市場の開拓などによって、先進医療を支える医用材料の応用範囲が広がり、そのニーズが高まっています。
 本講座では、バイオ・医療の分野で用いられている高分子材料について、その構造・作製と高分子独自の特性と機能について解説します。生体と材料の基礎から始め、高分子系バイオマテリアルについての基礎、要求特性、創製技術、応用展開、動向、ニーズ、課題などについて紹介します。
 これらの知識によって生体と材料との関係についてのイメージをもつことができ、その上で新規の医用高分子材料を設計できるようになることを目指しています。

  1. はじめに
    1. 生体物質とその環境条件を知る
      • バイオ物質の階層・生体組織の階層
      • 細胞結合と細胞外マトリックス・血液凝固反応・免疫反応
    2. ナノの世界とコロイドの世界
      • 分子間力支配
      • 微小環境における現象 (拡散・沈降)
      • コロイドと周囲の環境
      • 微粒子間相互作用と分散安定性
  2. 高分子素材について
    1. 合成高分子素材
      • 合成方法・構造制御・物性・機能
    2. 天然素材
      • タンパク質
      • 酵素
      • 多糖類
      • DNA・RNA
      • 脂質
      • アッセイ方法
    3. ハイブリッド素材
      • ミネラル (リン酸カルシウム)
      • 金属 (金・銀)
      • 複合化例
  3. 医用高分子のための改質・加工技術・分析
    1. 表面の改質・加工
      • 放電処理
      • コーティング処理
      • 表面グラフト重合
      • 固定化
      • 高分子積層
    2. 表面の分析
      • 形態観察
      • 表面組成
      • 接触角
      • 電気二重層
  4. 医用高分子材料の特性と設計指針
    1. 生体適合性マテリアルの設計
    2. 表面エネルギーと表面張力
    3. 生体特異的親和性とその応用
      • 生体の糊 (細胞接着分子)
      • 高分子基材へのタンパク質吸着・細胞付着
    4. 分子認識とアフィニティ (リガンドとレセプター)
    5. 細胞足場の重要性
      • 細胞接着と運動
      • 接触指導と細胞付着
      • 細胞の生存と基材表面
  5. 医用高分子材料の実例
    1. 高分子微粒子
      • 微粒子で検出する
      • 微粒子で見る
      • 微粒子で集める・分離する
      • 微粒子で増やす・作る
      • 微粒子で運ぶ
    2. 高分子医薬
      • 薬物の体内循環
      • ドラッグ・デリバリー
      • 放出制御 (分解性高分子)
      • 標的指向性 (バイオコンジュゲート)
      • 受動的ターゲティング ナノ粒子
      • 能動的ターゲティング
      • 細胞内へのデリバリー
    3. 人工臓器
    4. 組織工学と組織再生
  6. 医用高分子材料の例をあげて、その発想を再考する
    • 高分子ミセル・高分子ナノゲル・高分子ナノシート
    • 細胞シート用単層微粒子膜・リポナノカプセル
  7. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 藤本 啓二
    慶應義塾大学 大学院 理工学研究科
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。
講演順序・プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時
2018/5/29 ポリマーアロイの設計・制御の基礎と相容化剤の選定方法及び最近のポリマーアロイ技術の開発動向 東京都
2018/5/30 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 東京都
2018/5/30 プラスチック製品設計の基礎 東京都
2018/5/31 高分子の摩擦・摩耗メカニズムとその評価 東京都
2018/5/31 自動車用樹脂:オレフィン系熱可塑性エラストマー (TPO) の技術動向と物性を大きく変化させる複合化手法 東京都
2018/5/31 ゴム・プラスチック材料の疲労劣化と寿命予測 東京都
2018/5/31 高分子ゲルの作製、構造制御、機能化と応用展開 東京都
2018/6/5 樹脂複合材料の界面状態、分散・配向評価 東京都
2018/6/5 ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向 大阪府
2018/6/7 高分子残留応力の測定テクニック 東京都
2018/6/7 粘着・剥離のメカニズムとその制御 大阪府
2018/6/8 大気圧プラズマによる樹脂の表面処理技術 大阪府
2018/6/12 プラスチック・ゴム・粘/接着剤の劣化メカニズムと寿命予測・評価方法・劣化加速試験条件の設定 東京都
2018/6/12 モノの柔軟性の計測・評価技術と製品デザインへの応用 東京都
2018/6/13 レオロジー入門講座 愛知県
2018/6/13 UV硬化技術の基礎と各種不良対策 愛知県
2018/6/15 課題解決に取り入れたいマイクロカプセル化 技術入門 東京都
2018/6/18 セルロースナノファイバーの解繊、樹脂への分散性向上と応用技術 東京都
2018/6/18 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 東京都
2018/6/18 粘着・剥離の現象解明と制御技術 東京都

関連する出版物

発行年月
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/25 目からウロコの導電性組成物 設計指南
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)