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ホログラフィーの基礎と有望技術への応用・最新動向

ホログラフィーの基礎と有望技術への応用・最新動向

~センシング技術・3次元ディスプレイ・機能的光学素子~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ホログラフィーの基礎技術から、ディジタルホログラフィーによるセンシング技術さらには3次元ディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、セキュリティへの展開まで解説いたします。

開催日

  • 2018年2月28日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • ホログラフィーの原理
  • ディジタルホログラフィーによるセンシング応用の原理、利点、課題
  • 3次元ディスプレイの基礎、技術、利点と課題
  • ホログラフィック光学素子の原理

プログラム

 本講演では、センシング、ディスプレイ、薄型光学素子、セキュリティなど多様な応用に展開可能なホログラフィー技術を紹介します。
 近年進展が著しいイメージセンサや画像ベースの高速演算GPGPUにより、リアルタイムで3次元形状測定や超深度3次元定量位相計測可能なディジタルホログラフィによるセンシング技術が盛んに研究開発されています。また、3次元ディスプレイとしては古くから人の3次元視覚特性に適合した方法として知られていますが、近年光波を自在に制御できる空間光変調素子の開発により大画面・広視域化が図られています。
 さらには、ヘッドマウントディスプレイやヘッドアップディスプレイ用途の薄型軽量素子としてホログラフィックレンズやミラーなどの利用も進んでいます。セキュリティー応用も含めた多岐に渡るホログラフィー技術応用を外観し、今後の展望を示します。

  1. ホログラフィーの基礎
    1. 光波の基礎
    2. ホログラフィーの原理
    3. ホログラフィー応用
  2. ディジタルホログラフィーによるセンシング
    1. ディジタルホログラフィーの原理
    2. 再構成計算
    3. 定量位相イメージング
    4. インコヒーレントホログラフィー
    5. マルチモーダルセンシング
    6. 次元ディスプレイ
    7. 振幅変調
    8. 位相変調
    9. 課題
      1. 再生像の大きさ
      2. 視域
      3. ホログラム生成
  3. ホログラフィック光学素子
    1. ヘッドマウントディスプレイ
    2. ヘッドアップディスプレイ
    3. セキュリティー
    4. その他
  4. 今後の展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 的場 修
    神戸大学 システム情報学研究科 システム科学専攻
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
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