技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

成形加工を理解するための高分子レオロジー入門

成形加工を理解するための高分子レオロジー入門

~高分子構造と粘度・粘弾性の関係、成形加工プロセスへの応用~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、レオロジーの基礎から解説し、加工性を知るためのレオロジー測定、MFRなどの工業的な指標の欠点、押出成形における加工不良対策について詳解いたします。

開催日

  • 2017年10月6日(金) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 粘弾性・レオロジーに関連する製品に携わる技術者
    • 高分子
    • 食品
    • 化粧品
    • 塗料 など
  • 粘度測定や粘弾性測定で課題を抱えている担当者

修得知識

  • 加工性を知るためのレオロジー測定
  • MFRなど工業的なレオロジー指標の欠点
  • 成形加工における加工不良対策
  • レオロジーに関する基礎物性とその評価法
  • 合成曲線の作成方法
  • 材料設計に必要となるレオロジーの基礎知識

プログラム

 高分子材料の成形加工方法は多岐にわたりますが、いずれの方法においてもトラブルシューティングは重要な課題となります。特に、レオロジーが関係した成形不良は多く、レオロジーの基礎的な理解が不足している場合にはその解決に膨大な時間を要してしまいます。
 本講座では、数式をほとんど使わずにレオロジーの本質を理解していただき、それを成形加工に応用してもらうことを目的としています。

  1. 初めてのレオロジー
    1. 弾性と粘性の本質 – 粘性・弾性の基本法則を理解する –
    2. 緩和時間 – 応力緩和を定性的に理解する –
    3. デボラ数 成形加工で最も重要なパラメータ – トラブルシューティングの基礎 –
  2. 粘弾性の基礎
    1. 線形粘弾性 – レオロジーは足し算だけで大丈夫 –
    2. 動的粘弾性 – 数式を使わずにG’やG”を理解する –
    3. 測定装置 – 動的粘弾性の測定方法 –
    4. 材料特性の評価方法 – 周波数依存性と温度依存性 –
    5. 合成曲線 – 構造変化の確認手法、測定できない領域の情報を得る –
    6. 高分子液体の特性値 – ゼロせん断粘度と定常状態コンプライアンス –
    7. ゴム状領域の弾性率 – からみ合いとは? –
  3. 成形加工に必要なレオロジー
    1. 牽引流と圧力流 – せん断流動の与え方 –
    2. 定常流せん断粘度のせん断速度依存性 – フローカーブの読み方 –
    3. 法線応力差の意味とその評価方法 – 高分子液体が示す弾性 –
    4. 毛管流動における粘度測定 – せん断粘度、スリップ速度の評価 –
    5. MFRの落とし穴 – MFRで樹脂選びをすると失敗するかも –
    6. 伸長流動場のレオロジー特性 – 伸長粘度と成形加工性 –
  4. トラブルシューティングとレオロジー
    1. せん断粘度と伸長粘度 – 成形法と流動モード –
    2. Tダイ成形 – ネックイン、レゾナンス –
    3. メルトフラクチャー – 発生機構とその対策 –
    4. インフレーション成形 – 外部ヘイズ、バブルの安定性 –
    5. 目ヤニ、フィッシュアイ – 発生機構と解析方法、対策 –
  5. 加工条件による構造制御
    1. 冷却速度と固体構造 – 成形加工で構造制御 –
    2. 分子配向の解析 – 一般的な分析手法 –

会場

江東区文化センター

3F 第3研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/5/27 押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化 オンライン
2026/5/27 xEV等電動化モビリティ用モータと関連電装品のための高電圧絶縁技術と樹脂材料開発 オンライン
2026/5/28 カルボキシ基の基礎と反応性、高分子材料開発への活用 オンライン
2026/5/28 高分子レオロジー特性の理解と高分子材料複合化設計への活用 オンライン
2026/5/28 スラリーおよび樹脂中の粒子の分散安定化と塗膜の特性向上の実務 オンライン
2026/5/29 3Dプリンタの樹脂材料の開発事例と用途展開 オンライン
2026/5/29 二軸押出機による混練技術とプロセス最適化 オンライン
2026/5/29 FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性 オンライン
2026/6/1 レオロジーセミナー 2コースセット オンライン
2026/6/1 微粒子分散系のレオロジー オンライン
2026/6/1 固形/液状/半固形製剤ごとの粘弾性評価に基づく製剤設計・機能性の定量的解析/評価 オンライン
2026/6/2 先端プリント基板用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の基礎と評価・解析、および新技術への展開 オンライン
2026/6/3 高分子の難燃化技術の体系と最近の動向 オンライン
2026/6/4 プラスチック・ゴムの表面処理技術と接着性向上のための実務ポイント オンライン
2026/6/4 UV硬化樹脂の硬化不良対策と硬化状態の正しい評価技術 オンライン
2026/6/4 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2026/6/5 ポリマーアロイ・ブレンドにおける相溶性・構造制御と高性能化 オンライン
2026/6/5 プラスチック成形部材の劣化、トラブル対策と品質管理 オンライン
2026/6/8 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2026/6/8 カルボキシ基の基礎と反応性、高分子材料開発への活用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例