自動車用樹脂窓のハードコートによる耐擦傷、摩耗性向上技術と性能評価
東京都 開催
会場 開催
開催日
-
2017年8月2日(水) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- 耐擦傷、摩耗性などハードコートが求められる製品の技術者、製造担当者、品質担当者
- ハードコーティングに関連する技術者
修得知識
- 耐候性、耐熱性を付与するための手法
- 密着性・耐候性の評価
- テーバー摩耗試験、ワイパー試験の実際
プログラム
第1部 ハードコートのレーザー誘起光化学表面改質による耐擦傷性の付与とガラス代替窓材への応用
(2017年8月2日 10:30〜12:10)
車両用ガラス代替窓材への応用のみならず,真空紫外レーザーによる物質の表面機能化に関する新たな可能性について示唆することができる。
- 真空紫外レーザーによるシリコーンの光化学表面改質
- シリコーンとは
- シリコーンの表面改質手法
- 改質層の化学結合状態と改質深さ
- 表面改質のメカニズム
- フレキシブル光デバイスへの応用例
- ポリカーボネート上への透明硬質保護膜の形成
- ポリカーボネートとシリコーン系ハードコート
- 透明硬質保護膜の形成手法
- 透明硬質保護膜の化学結合状態と膜厚
- 透明硬質保護膜の耐摩耗性
- 透明硬質保護膜のクラック抑制
- ハードコートのより高機能化のために
- 超撥水性の付与
- 金属薄膜の形成
- まとめ
第2部 耐候ハードコート転写フィルムを使用した製品の特徴及び材料設計
(2017年8月2日 13:00〜14:40)
- UVハードコート材料の展開
- 市場ニーズ
- ハードコート用材料の種類
- 有機系材料の構成
- 有機・無機ハイブリッド系材料の構成
- 必要特性
- 耐擦傷性
- 硬化収縮の抑制
- 柔軟性付与
- 光学特性
- ハードコート材料の開発事例
- 超耐候ハードコート、ガラス代替への応用
- 概要、想定用途
- グレージング用途への展開
- 転写フィルム
- 成型タイプ
- インモールド成型用
- 真空成型用
第3部 耐摩耗性、耐候性試験による評価、分析手法
(2017年8月2日 14:50〜16:30)
- 車両用樹脂グレージング
- 樹脂グレージング材料
- ハードコートの種類
- 自動車用安全ガラス規格
- 採用例と必要な評価項目
- ハードコートの密着性
- 密着性の評価方法
- 密着性評価における注意事項
- 密着性試験の評価実例
- ハードコートの耐候性
- 耐候性試験の種類
- 耐候性試験の評価項目
- 耐候性試験の評価実例
- ハードコートの耐摩耗性
- テーバー摩耗試験
- ワイパー試験
- 今後の耐摩耗性試験方法
- その他の各種性能評価
- ハードコートの評価に必要な試験項目
- まとめ
講師
大越 昌幸 氏
防衛大学校
電気情報学群
電気電子工学科
教授
塩田 聡 氏
株式会社 DNPファインケミカル
技術開発第3本部
シニアエキスパート
岩井 和史 氏
株式会社レニアス
業務本部
開発室
シニアエンジニア
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
:
50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。