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第3世代OLEDの開発と今後の展開

第3世代OLEDの開発と今後の展開

~TADF (熱活性化遅延蛍光) 材料による高効率・低コスト・高耐久化~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年7月26日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 有機ELの応用製品に関連する技術者
    • ディスプレイ
    • 携帯電話
    • タッチパネル
    • 車載用パネル
    • 照明 など
  • 有機ELの封止・バリア技術に関心のある技術者・研究者など

修得知識

  • 有機ELディスプレイの開発動向と市場・用途展望
  • 有機ELディスプレイの大面積化・長寿命化・タッチパネル・フレキシブル化
  • ディスプレイ向け有機EL材料の最新技術
  • 有機ELディスプレイ用絶縁材料の最新技術
  • 有機EL (OLED) の製造技術

プログラム

 従来、エレクトロニクスはシリコン半導体を基礎とした無機半導体によって、その機能発現が支えられてきました。その一方で、新しい可能性を目指して、無限の分子設計が可能な有機パイ電子系化合物を用いたエレクトロニクスに大きな注目が集まっています。特に有機発光ダイオード (OLED) は、その優れた発光特性から次世代の情報表示端末、大型TVや照明用途として大きな期待が寄せられています。
 本講演では、九州大学で開発された熱活性化遅延蛍光 (TADF) による新しい発光機構を用いた第3世代OLEDの現状と今後の展開についてお話し致します。TADFは有機化学、計算科学、物性物理の連携により研究開発が大きく進展し、現在では、量子化学計算を用いた精密な分子設計によって100%の電気 – 光変換が可能となりました。

  1. イントロダクション
    1. OLEDの材料の発展
    2. TADFの黎明期
  2. TADF材料の開発
    1. 分子設計
    2. 高効率デバイス
    3. 青色TADFデバイス
    4. 高耐久化
  3. TAF機構
    1. TAF機構の原理
    2. 多色化と白色デバイス
  4. まとめ
    1. 今後の展開
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 安達 千波矢
    九州大学 工学研究院 応用化学部門
    主幹教授 / 最先端有機光エレクトロニクス研究センター長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
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本セミナーは終了いたしました。

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