技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

熱処理の基礎

熱処理の基礎

~理論、種類と方法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、熱処理について基本を理解し、現場に活かす実践方法、応用力を身につけていただきます。

開催日

  • 2017年7月18日(火) 12時30分16時30分

プログラム

 機械部品にはその使われ方によって硬さや強さ、衝撃特性など種々な性能が求められます。これらの多様な性能要求に対し熱処理を施すことにより材料の持つ性能を補完し効率的な部品設計が可能になります。その熱処理について基本的な理屈や熱処理の方法について解説します。
 この基本の知識を習得することで製品の品質確保やトラブル対応に対する応用能力を身に付けることができます。

  1. 機械部品の性能要求
    (どんな性能が求められているのか)
    1. 硬さ
    2. 強さ
    3. 疲労強度
    4. 伸び
    5. 衝撃性
    6. 耐熱性
    7. 耐摩耗性
    8. 摺動性 など
  2. 鉄鋼材料について
    (種類と特性)
    1. 炭素鋼
    2. 機械構造用鋼
    3. 合金鋼
    4. 高強度鋼
    5. 特殊合金など
  3. 熱処理とは
    1. 熱処理の目的
  4. 熱処理の理屈は
    1. 金属の溶融と凝固
    2. 金属の結晶構造と変態
    3. 状態図、相などについて
  5. 熱処理の種類と方法について
    1. 全体熱処理
      • 焼入焼き戻し
      • 焼きなまし
      • 焼きならしなど
    2. 表面硬化法
      • 浸炭
      • 浸炭窒化
      • 軟窒化
      • 高周波焼入れなど
  6. 熱処理の問題
    1. 具体的な事例紹介
  7. 熱処理の課題
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/25 濡れ現象および濡れ性制御の基礎と超撥水 (油) ・超親水 (油) ・滑液表面の開発、最新動向 オンライン
2025/7/25 めっき技術/新めっき技術と半導体・エレクトロニクスデバイスへの応用・最新動向 オンライン
2025/7/28 自己修復材料、塗膜の設計、開発とその特性評価 オンライン
2025/7/29 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/7/29 塗工技術 (スピン、バー、アプリケーター、スロットダイ、グラビア、コンマ、メニスカス方式) の基本とノウハウ、スケールアップ オンライン
2025/7/30 熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法 オンライン
2025/7/30 粒子コーティングの最前線 オンライン
2025/8/1 熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法 オンライン
2025/8/4 大気圧プラズマを用いた材料の表面改質とぬれ性の改善 オンライン
2025/8/4 塗料入門 オンライン
2025/8/5 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2025/8/5 接触角測定の注意点と表面自由エネルギー解析への応用 オンライン
2025/8/6 コーティングプロセスにおける界面化学とレオロジー解析 オンライン
2025/8/7 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2025/8/7 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/8/7 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/8/8 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2025/8/18 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2025/8/18 塗工技術 (スピン、バー、アプリケーター、スロットダイ、グラビア、コンマ、メニスカス方式) の基本とノウハウ、スケールアップ オンライン
2025/8/19 接触角測定の注意点と表面自由エネルギー解析への応用 オンライン