技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオアナリシスガイドラインをふまえた分析法バリデーション実施範囲・妥当性確認とデータ取得/記録

バイオアナリシスガイドラインをふまえた分析法バリデーション実施範囲・妥当性確認とデータ取得/記録

~分析法の妥当性確認からデータ取得・記録や最終報告書の作成まで~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年6月30日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 生データの取り扱い (データ取得・記録・保存の方法)
  • フルバリデーション、パーシャルバリデーション、クロスバリデーション実施のポイント
  • 分析法バリデーションによる分析法の妥当性確認
  • データ取得・記録や最終報告書の作成
  • バイオアナリシスにおける最近のトピックス

プログラム

 クロマトグラフ法 (LC-MS法) を用いたバイオアナリシスに焦点を当て,薬物濃度分析法の確立,分析法バリデーションによる分析法の妥当性確認,正確な濃度分析のための一般的な留意点,さらにはデータ取得・記録や最終報告書の作成に至るまで,当局への承認申請を踏まえた上でどのように当該業務を進めていけばよいか,実例を紹介しながら分りやすく解説します。
 加えて,リガンド結合法 (LBA) のバリデーションに関するガイドラインとの違いや分析機器のバリデーションについてもお話しします。最後には,セミナー受講者から実際によく頂くご質問について解説します。
 これから業務に携わる方や業務をはじめたばかりの方,バイオナリシスについてさらに理解を深めたい中級者の方にご参加頂きたいセミナーとなっています。

  1. 薬物濃度分析及び分析法バリデーション試験業務を取り巻く環境
    1. LC-MS分析法の特徴とバイオアナリシス
    2. 規制とバイオアナリシス
  2. 薬物濃度分析法について
    1. 前処理 (代表的な前処理方法とその特徴)
    2. 分離 (液体クロマトグラフと分析カラム)
    3. 検出 (質量分析装置)
    4. LC-MS法を用いた薬物濃度分析の注意点
  3. バイオアナリシス業務の流れ
    1. 分析法開発の流れ
    2. 分析法バリデーション業務の流れ
    3. 薬物濃度分析業務の流れ
  4. 生データの取り扱い (データ取得・記録・保存の方法)
    1. 資料詳細目録と記録の保存
    2. 試験における生データの記録方法
      • 作業記録
      • 分析結果
      • 再分析や再解析の記録
      • 不採用結果の記録
      • 予見できない事態の記録
    3. 試験関連記録について
    4. 試験外で取得した記録について
  5. 分析機器のバリデーション
    1. 分析機器の適格性評価
    2. 分析機器のカテゴリ
    3. 分析機器のバリデーションの実例
  6. 分析法バリデーションと実試料分析の留意点と判定基準
    1. 各種バリデーション項目と判定基準
    2. クロマトグラフ法とリガンド結合法のバリデーションに関するガイドラインの違いについて
    3. 分析法の変更点とパーシャルバリデーションについて
    4. 検量線とQC試料
    5. システム適合性確認
    6. 再分析の実施基準について
    7. ISR (Incurred Sample Reanalysis)
    8. 最終報告書の取りまとめ方
      • バリデーション報告書と実試料分析報告書 (記載項目と記載例)
  7. FAQ
    • バイオアナリシスに関する疑問点について解説
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 家木 克典
    株式会社 新日本科学 薬物代謝分析センター 試験推進部
    副部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/6 生物薬品 (バイオテクノロジー応用医薬品等) におけるCMC開発戦略と開発ステージに応じた対応 オンライン
2024/11/6 バイオ/抗体医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/11/6 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2024/11/6 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン
2024/11/7 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2024/11/7 将来の環境や戦略を踏まえた医薬品売上予測 オンライン
2024/11/8 情報不足な開発初期段階において医薬品の事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/11 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2024/11/11 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/11/12 ICH M7変異原性不純物/ニトロソアミン不純物対応コース オンライン
2024/11/12 ICH M7 (変異原性不純物) ガイドラインとエキスパートレビューにおける変異原性評価・判断の考え方 オンライン
2024/11/12 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2024/11/12 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2024/11/12 非GLP試験における信頼性確保 オンライン
2024/11/12 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/13 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/13 実務に役立つ医薬品GCP入門講座 オンライン
2024/11/13 実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル オンライン
2024/11/13 ニトロソアミン不純物/NDSRI分析・評価手法と留意点 オンライン
2024/11/14 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/5/10 分析法バリデーション実務集
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価