技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

触感の定量評価とその事例

触感の定量評価とその事例

~樹脂 / ゴム / 布 / 紙 / 食品~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年6月23日(金) 10時30分17時00分

修得知識

  • 布の触感、風合い (手触り、肌触り) の基礎
  • KESシステムを用いた客観評価法の方法および原理

プログラム

第1部 布の触感 (風合い) の客観評価法とその応用

(2017年6月23日 10:30〜12:30)

  1. 風合いとは
    1. 風合いの定義
    2. 風合い計測の歴史 (世界および日本)
    3. 基本風合いの定義 (風合い計量と規格化研究委員会)
  2. 布の基本力学特性とKESシステム
    1. 引っ張り特性
    2. 曲げ特性
    3. せん断特性
    4. 圧縮特性
    5. 表面特性
  3. 風合いの主観評価法 (風合い計量と規格化研究委員会)
  4. 風合いの客観評価法
    1. 風合い客観評価システム
    2. 風合い、総合風合い客観評価式
  5. 風合い客観評価法の応用
    1. 高品質な紳士用スーツ地
    2. ポリエステル織物の絹織物への接近
    3. ポリエステルの仕上げ段階での風合い変化
    4. ポリエスエルの減量加工による風合い変化
  6. 他のテキスタイル材料の風合い客観評価
  7. 世界における他の研究者による風合い研究
    • 質疑応答

第2部 センサによる柔らかさ計測と質感、食感の見える化

(2017年6月23日 13:15〜15:15)

  1. 「柔」と「軟」 の 違い と 数値化
  2. 「やわらかさ」の数理表現と触感・食感
  3. 「やわらかさ」の物理的な分析
    - やわらかさについて測定すべき諸特性 –
  4. 接触理論によるヤング率の評価
  5. リアルタイムでの数値化技術
    • 質疑応答

第3部 食感の測定・解析法とその具体例

(2017年6月23日 15:30〜17:00)

  1. 食品の食感測定と、化粧品・化学材料の触感測定についての、解析法
  2. 測定と解析についての考え方 (工業製品の材料試験との違い)
  3. サンプル形状とプランジャーの関係
  4. 測定試料は必ず同じ大きさでなくてはならないかについての検討例
  5. 測定例解析例のご紹介
  6. 介護食 (えん下困難者用食品・ユニバーサルデザインフード・嚥下食ピラミッドなど) の基準と測定法および判定について
    1. 軸クリープメータでの測定例・食品の表面物性とずりについて
      • 麺のツルツル感や舌触り・食塊などの喉越し測定
      • 髪の毛の摩擦・クリームの擦り試験など
    • 質疑応答

講師

  • 松平 光男
    カトーテック 株式会社
    技術顧問
  • 佐久間 淳
    京都工芸繊維大学 大学院 工芸科学研究科 先端ファイブロ科学部門 やわらかさデザイン研究室
    教授
  • 渡邊 洋一
    株式会社 山電
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/3 防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2026/2/4 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/2/5 高分子の (黄変・ピンク変など) 変色・劣化の発生メカニズム、変色箇所の評価、その対策 オンライン
2026/2/6 色彩と質感の感性評価手法および製品開発への実践 オンライン
2026/2/6 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2026/2/6 エポキシ樹脂の構造、物性と耐熱性向上技術および諸特性との両立 オンライン
2026/2/9 CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向と工業化の可能性 オンライン
2026/2/9 分子動力学法の進め方と高分子材料開発への応用 オンライン
2026/2/9 国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応 オンライン
2026/2/9 プラズマ技術の基礎と農業・食品への応用 オンライン
2026/2/12 フィラー表面処理・分散技術の考え方、処方テクニック、分散評価 オンライン
2026/2/12 ポリマーアロイの要素技術と再生/バイオマス樹脂への応用 オンライン
2026/2/12 エポキシ樹脂の基礎と用途別の要求特性および設計手法 オンライン
2026/2/13 医薬・食品を対象とした凍結乾燥技術 オンライン
2026/2/13 バイオマス熱硬化性樹脂の合成、設計と応用展開 オンライン
2026/2/13 ポリマーブラシの調整と応用事例 オンライン
2026/2/13 エポキシ樹脂の基礎と用途別の要求特性および設計手法 オンライン
2026/2/13 ケミカルリサイクル拡大に向けた分解性を有するプラスチック材料設計技術 東京都 会場
2026/2/16 光解体/剥離型高分子材料の原理、設計と応用 オンライン
2026/2/16 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン