技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ医薬品におけるペプチドマップ法による構造決定・確認試験および規格試験方法設定・分析法バリデーション

バイオ医薬品CMCコース 【1】規格設定・ペプチドマップ編

バイオ医薬品におけるペプチドマップ法による構造決定・確認試験および規格試験方法設定・分析法バリデーション

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年1月27日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • タンパク質性医薬品の試験法として重要なペプチドマップ法についての理解
  • 一次構造決定のノウハウ
  • 試験法設定時の留意点

プログラム

第1部 バイオ医薬品における規格・試験方法設定と分析法バリデーションの重要ポイント

~最近の指摘トレンド~

(2017年1月27日 10:30~13:00)

 バイオ医薬品のCTD作成に関して、原薬及び製剤の規格及び試験方法の設定に関して、バイオ医薬品の特性から見た重要なポイントについて解説する。また、分析法バリデーションについて化成品との違いについて解説する。

  1. 原薬の試験方法
    1. 確認試験
    2. 純度試験
      • 類縁物質
      • 工程不純物
    3. 活性試験
    4. 一般試験法
  2. 製剤の試験方法
    1. 確認試験
    2. 純度試験
      • 類縁物質
      • 工程不純物
    3. 活性試験
    4. 一般試験法
  3. 標準物質の試験方法
  4. 分析法バリデーション
    1. 確認試験
    2. 純度試験
    3. 活性試験
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 バイオ医薬品におけるペプチドマップ法を用いた構造決定と確認試験方法

~一次構造決定のノウハウ及び確認試験法設定時の留意点~

(2017年1月27日 13:50~16:30)

 ペプチドマップ法はバイオ医薬品の一次構造解析や確認試験法に使用される重要な試験法である。しかしながら、すべてのバイオ医薬品に適応できるペプチドマップ法はなく、一次構造に応じて設定する必要がある。
 本講座では、ペプチドマップ法の基礎から、一次構造の決定方法及び確認試験法の設定などについて実例を交えながら紹介する。

  1. バイオ医薬品の特徴とガイドラインについて
    1. 化学合成品とバイオ医薬品の違いについて
    2. ガイドライン (Q6B等) について
    3. バイオ医薬品の構造と不均一性の要因
  2. タンパク質の一次構造について
    1. タンパク質を構成するアミノ酸及びペプチド結合について
    2. タンパク質の一次構造と翻訳語修飾について
  3. ペプチドマップ法概略
    1. ペプチドマップ法とは?
    2. ペプチドマップ法の解析支援ツールについて
  4. ペプチドマップ法を用いた一次構造決定
    1. ペプチドの断片化
      1. 試料の前処理及び還元アルキル化
      2. ペプチドの切断方法
    2. ペプチドの分離及び同定
      1. ペプチドの分離及び検出
      2. ペプチドの同定
      3. 一次構造の決定
    3. 測定例、C末端分析及び糖ペプチドの分析
  5. 確認試験法としてのペプチドマップ法
    1. 試験法の検討
    2. バリデーション
      1. 特異性
      2. 精度
      3. 頑健性
    3. システム適合性
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 織部 秀樹
    株式会社IDEC
  • 水野 保子
    株式会社 東レリサーチセンター ライフサイエンス営業部

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

複数コース申込セット受講料について

  • 全4コース
    • 通常受講料 : 184,680円(税込) → 全4コース申込 割引受講料 92,340円(税込) : 複数名 48,600円(税込)
  • 3コース
  • 通常受講料 : 138,510円(税込) → 3コース申込 割引受講料 82,080円(税込) : 複数名 43,200円(税込)
  • 2コース
  • 通常受講料 : 92,340円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 61,560円(税込) : 複数名 32,400円(税込)

4日間コースのお申込み

割引対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/25 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/6/25 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/6/25 治験総括報告書及びCTD 2.5の基本的な作成法と照会事項への対策 オンライン
2024/6/26 生産移行後のトラブルを未然に防ぐための製造設備および支援設備のバリデーション 東京都 会場・オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/26 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/6/26 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/6/26 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/26 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/6/26 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン
2024/6/27 CTD-M2 (CMC) 作成セミナー オンライン
2024/6/27 一般医薬品における有効期間を考慮した規格及び試験方法の設定と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2024/6/27 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 会場・オンライン
2024/6/27 新規モダリティ医薬の市場規模/薬価/売上予測と事業性評価 オンライン
2024/6/27 不確実性の高い医薬品の研究開発プロジェクトの事業価値評価に基づく意思決定とポートフォリオマネジメント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/2/26 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法