技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

オーソライズドジェネリックの採用動向とマーケティング戦略

オーソライズドジェネリックの採用動向とマーケティング戦略

~リアルワールドデータによるジェネリック医薬品の市場・競合分析のコツ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年12月7日(水) 10時00分16時30分

プログラム

第1部. 調剤薬局から見るオーソライズドジェネリック採用判断基準

(2016年12月7日 10:00〜12:00)

 保険薬局にとってオーソライズドジェネリックは、患者の後発医薬品の使用を促す上で非常に有力なものである。一方、保険薬局にとっては積極的に採用しづらい側面も存在する。
 保険薬局独自の視点で、オーソライズドジェネリックのメリット・デメリットを紹介する。

  1. オーソライズドジェネリック医薬品の使用状況
  2. オーソライズドジェネリック医薬品の実際
    • オーソライズドジェネリック医薬品のメリット・デメリット
  3. オーソライズドジェネリック医薬品の採用
    • 推奨品を選定する上での優位性
    • 採用する上での課題
  4. 保険薬局にとってのオーソライズドジェネリックの今後
    • 質疑応答

第2部. AG処方動態からみる競争優位のマーケティング戦略

(2016年12月7日 12:45〜14:45)

 ジェネリック医薬品の売上は、『医師の処方決定』、および『薬剤師の調剤』の二段階で決定される点が新薬と大きく異なる。
 本講演では、それぞれの段階毎にAGと他のジェネリック医薬品の差を比較するだけでなく、『医師の処方決定』と『薬剤師の調剤』の組合せパターンの比較を行うことによって、売上増大に有効なマーケティング戦略について探っていきたいと思う。

  1. 過去3年間の製薬業界の潮流
    1. セカンダリーケア
    2. ジェネリック医薬品
  2. データによる市場・競合分析の進化
  3. RWDによるジェネリック医薬品の市場・競合分析
    1. 『医師の処方決定』、および『薬剤師の調剤』毎のブランドシェア
    2. 『医師の処方決定』と『薬剤師の調剤』の組合せパターン
  4. 市場・競合分析に基づく効果的なマーケティング戦略
    • 質疑応答

第3部. 医師から見るオーソライズドジェネリックへの期待と今後の予測

(2016年12月7日 15:00〜16:30)

 2015年11月の厚生労働省調剤医療費動向調査によれば、ジェネリック医薬品の普及率は数量ベースで特許切れの医薬品の中で60.3%に達し、ついに60%を超えた。
 しかしこうした中にあっても、相変わらず医師のジェネリック医薬品への不信・不安は根強い。まず医師のジェネリック医薬品の不信、不安の具体事例を見ていこう。そしてジェネリック医薬品品質情報検討会の検証事例を紹介しよう。
 そしてこうした医師にも受け入れられるオーソライズドジェネリック (AG) の現状を見ていく。ただAGにも単独または共同で開発したAGと、先発品の小分けをおこなったAGとがある。
 前者については生物学的同等性試験が必要だが、後者はその必要がないという違いがある。こうした視点からAGの今後を展望してみよう。

  1. ジェネリック医薬品に関する医師の不安・不信
    • アンケート調査からみる医師の不安・不信
    • 循環器病ジェネリック医薬品に対する医師の不安・不信
  2. ジェネリック医薬品品質情報検討会より
    • 同検討会で検証されたジェネリック医薬品の品質事例について
  3. オーソライズドジェネリック医薬品
    • オーソライズドジェネリック医薬品の現状
    • オーソライズドジェネリック医薬品の種類
  4. オーソライズドジェネリック医薬品の薬価
  5. オーソライズドジェネリック医薬品の今後の展望
  6. その他
    • 質疑応答

講師

  • 竹内 大悟
    薬樹 株式会社 店舗運営支援本部 薬局事業支援グループ
    グループマネジャー
  • 若杉 徹
    Data-Driven Medicine Project
    代表
  • 武藤 正樹
    社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ グループ本部
    相談役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/30 GMP超入門講座 オンライン
2025/7/30 抗体薬物複合体 (ADC) におけるペイロードの生体膜透過メカニズムと細胞内動態評価 オンライン
2025/7/30 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/7/30 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/7/30 ドロップアウト防止にむけたAIによるリスク回避・評価と意思決定にむけたデータ補完 オンライン
2025/7/30 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/7/31 技術マーケティングを活用した新規R&Dテーマ発掘と商品コンセプトの創出 オンライン
2025/7/31 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン
2025/7/31 開発担当者が習得すべきクリティカルシンキングの習得とチェックリストからの脱却 会場・オンライン
2025/7/31 医薬品製造におけるバリデーションの進め方とシステム対応及びグローバル対応手法 オンライン
2025/7/31 難溶解性薬物の溶解性改善技術 (ナノ結晶粒子および非晶質製剤) の活用及び最新研究事例 オンライン
2025/7/31 デジタルマーケティングの法律相談 (委託・第三者提供編) 会場・オンライン
2025/8/1 改訂 PIC/S GMP Annex 1のCCS戦略を導入したバイオ医薬品の適格性評価に基づく品質管理のポイント 東京都 オンライン
2025/8/1 医薬品製造におけるバリデーションの進め方とシステム対応及びグローバル対応手法 オンライン
2025/8/1 難溶解性薬物の溶解性改善技術 (ナノ結晶粒子および非晶質製剤) の活用及び最新研究事例 オンライン
2025/8/4 国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法 オンライン
2025/8/4 GMP文書の集約・削減と体系整理/効率的管理 オンライン
2025/8/4 開発段階に応じた治験薬GMP管理を何をいつ準備し、どのような管理をするかの効果的運用方法 オンライン
2025/8/5 医薬品品質試験における生データの取り方・レビューと申請対応 オンライン
2025/8/5 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門