現場労働者のためのSDSとラベルのやさしい読み方
~押さえておくべき内容を素早く安全に読み取るために~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、現場の労働者自身が化学物質による労働災害を事前に防ぐためのSDSを読めるようになることを目的とし、読み方のポイントを解説いたします。
開催日
-
2016年10月17日(月) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- 化学物質を取扱う労働者、管理者、監督者
- 改正安衛法に関わるリスクアセスメントを実施中、または実施予定の担当者、管理者、監督者
- 化学物質に関連する製品の営業担当者 (製品の危険性・有害性を説明できる営業担当者を目指す方)
修得知識
- 労働者が取扱っている化学物質から、自身の身を守るために見るべきSDSのポイントがわかるようになる
- 労働者が取扱っている化学物質のSDSの内容から、作業者にどのような危険があり、どのような有害な状況が起こり得るのかを理解できるようになる
- リスクアセスメントを実施する上で、SDS内の知っておくべき「危険性」と「有害性」の基礎知識
- 自社製品のSDSに記載された危険性と有害性を販売先に説明できるようになる
プログラム
わが国では化学物質における労働災害が、年間5百件程度発生しています。主な原因は化学物質の不適切な取扱いによるためですが、これは労働者による化学物質の危険性や有害性の理解を向上させることで、その発生は低下し得るものと言えます。
本講演では、現場の労働者自身が化学物質による労働災害を事前に防ぐためのSDSを読めるようになることを目的とし、読み方のポイントを解説します。さらにSDSは、労働安全衛生法の改正により義務化された、リスクアセスメントにも必要不可欠になっています。そこで、リスクアセスメントにおけるSDS内のデータの理解すべきポイントについても基礎を解説します。
- はじめに
- 化学物質における危険性と有害性
- 化学物質における労働災害
- 化学物質の危険性と有害性の理解の重要性
- 労働災害等の被害防止のための重要な情報源としてのSDS
- SDSとは
- SDSの構成
- SDSの項目と見るべきポイント
- ばく露限界の重要性
- GHSとは
- 危険性の分類項目/危険性の防止
- 危険性の分類項目
- 引火性液体について
- 危険性の防止のための注意の原則
- 取扱い時と非常時に見るべきSDSのポイント
- 取扱い時に見るべきラベルの項目
- 分類対象項目と区分
- 消防法における危険物の概要
- 有害性の分類項目/健康被害の防止
- 有害性の分類項目
- 有害性とばく露対策のために見るべきSDSのポイント
- 健康障害防止対策のために見るべきSDSのポイント
- 有害性情報を見る際の注意点
- 分類対象項目と区分
- リスクアセスメントにおける利用
- リスクアセスメントにおける利用 (危険性)
- リスクアセスメントにおける利用 (有害性)
講師
北村 公義 氏
一般財団法人 化学物質評価研究機構
安全性評価技術研究所
研究第二部
主任研究員
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。