技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

超分子ポリマーの精密重合、構造制御と応用事例

超分子ポリマーの精密重合、構造制御と応用事例

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年8月18日(木) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 有機超分子化学の基礎
  • 超分子構造の種類
  • 超分子構造の応用研究例

プログラム

第1部 超分子構造の種類、その構築と高分子材料への応用事例

(2016年8月18日 10:00〜12:00)

有機超分子化学の現状を解説するとともに、実用化に向けた取り組みについて、主に高分子材料作製の観点から行われている研究を中心に紹介する。

  1. 超分子の化学
    1. 分子認識の化学
    2. ホスト – ゲストの化学
    3. 超分子化学
  2. 超分子構造の種類
    1. 自己集合・自己組織化の概念
    2. 0次元系超分子
      • ディスクリート系
      • カテナン
      • ロタキサン
    3. 一次元系超分子
      • 超分子ポリマー
    4. 二次元系超分子
      • 超分子シート
      • LB膜
      • 自己組織化単分子膜
    5. 三次元系超分子
      • 多孔性配位高分子
      • 金属有機構造体
      • 共有結合性有機構造体
  3. 超分子構造の応用研究例
    1. 液晶、液晶半導体
    2. 自己修復性ポリマー
    3. 環動ポリマー
    4. 超分子ゲル
    5. 多孔性反応場、気体吸蔵材料
    6. 結晶スポンジ
    • 質疑応答

第2部 超分子ポリマーの構造と特性

(2016年8月18日 12:45〜14:45)

  • 超分子ポリマーの構造
  • 動的粘弾性測定
  • 誘電緩和測定
  • 屈曲性
  • からみ合い点

第3部 超分子設計を導入した精密重合の新展開

(2016年8月18日 15:00〜17:00)

  1. 精密重合触媒
  2. 配列制御手法
  3. 環拡大重合制御
  4. 環状高分子の精密合成
  5. 解重合制御
    • 質疑応答

講師

  • 檀上 博史
    甲南大学 工学部 機能分子化学科 有機合成化学研究室
    准教授
  • 四方 俊幸
    東京農工大学
    名誉教授
  • 大内 誠
    京都大学 大学院 工学研究科 高分子化学専攻
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/21 はじめてのプラスチック材料と成形法 オンライン
2025/4/21 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2025/4/21 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/21 サーキュラーエコノミーが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方 オンライン
2025/4/21 微生物劣化のメカニズムと対策技術 東京都 会場
2025/4/22 5G/6G時代の高周波基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化技術 オンライン
2025/4/22 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2025/4/23 ゲル化剤・増粘剤の基礎・特性・評価法 オンライン
2025/4/23 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/23 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2025/4/24 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2025/4/24 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2025/4/25 ゴム材料における摩擦・摩耗現象の理解と制御・対処に必要な基礎知識 オンライン
2025/4/25 高分子の構造解析手法と構造制御技術 オンライン
2025/4/28 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2025/4/28 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2025/4/28 熱硬化性樹脂の基礎と応用 オンライン
2025/4/28 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/4/30 プラスチック発泡体の製法、評価方法、原理、不良原因とその対策 オンライン
2025/5/7 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用