技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

海外メーカーとの原薬調達におけるやり取りと同等性評価のポイント

海外メーカーとの原薬調達におけるやり取りと同等性評価のポイント

~事例から学ぶ、調達トラブルを防ぐための防止策とは / 根拠に基づく海外メーカーの選定~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、原薬を変更する際の留意点と同等性評価のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2016年7月20日(水) 10時30分16時30分

プログラム

 2010年問題による国内外大手製薬メーカーのブロックバスター特許切れはジェネリック医薬品普及政策も絡み原薬の海外からの調達が多くなった。コスト削減策として安価な原薬の調達が行われているが、医薬品であるために種々の規制がありこれらの関門をパスしたものが初めて市場に投入できる。海外調達におけるトラブル事例と防止策について解説する。
 本セミナーにおいては医薬品に関する規制、例えばGMP,ICH,PIC/S等についても詳しく解説する。

  1. 原薬変更とは
    1. 原薬変更の原因
    2. 原薬変更の目的
    3. 原薬調達のルート
  2. 原薬のGMP管理:GMPに適合した原薬調達
    1. GMPとは:GMPの歴史
    2. GMPの主要な項目と目的:GXPとGDPについて
    3. 経営者の責任と従業員の責任
  3. ICHとは:ICHQ9,Q10、Q11
  4. PIC/Sについて
    1. PIC/Sの今後の動向 b) サイトマスターファイル
  5. 購入先変更と留意点
    • 購入先のGMP対応とチェックポイント
  6. 同等性評価の問題点と留意点
    • 同等性とは
  7. 同等性評価のポイント
    1. 同等性評価とは
    2. 同等性評価のポイント
    3. 不純物とは
    4. 不純物プロファイルとは
    5. 不純物の取り扱い方
    6. 不純物プロファイルの確立手順
    7. 遺伝毒性 (変異原性) 不純物:ICHQ11対応
    8. 残留溶媒
    9. 結晶多形:原薬への影響、結晶多形の例、特許と訴訟
    10. 分析法
  8. 原薬輸入のリスクと回避策
    1. GMP適合性調査における留意点
    2. GMP適合性調査実施の流れと添付資料
    3. 納期とコスト
    4. 偽造医薬品問題
    5. 医療上必要な薬
  9. ジェネリック医薬品の同等性評価
  10. GMP対応品質保証体制の在り方:出荷をスムースに行うために
    1. 品質保証システムの確立
    2. 品質部門の責任
    3. QAと医薬品製造責任者
    4. GMP/GQPの位置づけ
  11. 当局への対応
    1. 変更のランク付けと処理の仕方
    2. 変更管理と対応策
    3. 逸脱処理法と留意点
    4. 回収処理と留意点
    5. 苦情処理対処法:社内ルールの明確化
  12. PIC/Sに対応したサプライヤー監査のポイント
    1. 監査の進行
    2. 指摘事項
    3. 監査報告書
    4. サプライヤー監査における実際の事例
    5. GMP監査員に求められるもの
  13. 原薬調達トラブルと防止策
    1. トラブル事例
    2. トラブルの原因
    3. トラブルを防ぐための対策
  14. 海外メーカー選定の根拠
    • 海外メーカーとの効果的なやり取り
  15. まとめ

会場

江東区産業会館

第6展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/13 医薬品開発プロジェクトを成功に導くファシリテーション & 合意形成 スキルアップ オンライン
2025/11/13 医薬品製造におけるGMP監査プロセスと適性なGMP監査員を目指すためのポイント オンライン
2025/11/13 医薬品のサンプリング基礎知識と設定根拠の策定・統計的考え方と解析 オンライン
2025/11/13 グローバルGMPをふまえた非無菌医薬品の製造、品質管理における環境モニタリング・空調・製薬用水の管理範囲と必要レベル オンライン
2025/11/13 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/11/13 臨床研究法の改訂 (2025) の正しい理解・運用と新しい手続き オンライン
2025/11/13 ICH M7/ニトロソアミン不純物のリスク評価・限度値設定と新規ニトロソアミン類の許容摂取量におけるCPCAとリードアクロス設定基準の考え方 オンライン
2025/11/13 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発・スケールアップの考え方 オンライン
2025/11/13 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2025/11/14 中国医薬品・生物製剤の承認申請の留意点と中国DMF (原薬/添加物/包装材) 登録申請の全容 オンライン
2025/11/14 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/11/14 医薬品の処方・剤型変更におけるBE試験回避の考え方 オンライン
2025/11/14 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2025/11/14 ペプチド医薬品における品質評価・規格設定と不純物分析の留意点・事例 オンライン
2025/11/17 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2025/11/17 原薬GMPガイドライン実践編 オンライン
2025/11/17 医薬品開発における安全性評価およびリスク最小化のポイント オンライン
2025/11/17 医薬品Cocrystal (共結晶) の設計による物性/製剤特性の改善と新規探索/製造方法 オンライン
2025/11/17 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2025/11/17 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用