技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチックのシート成形 (真空成形・熱成形) 技術の理論と応用設計技法

プラスチックのシート成形 (真空成形・熱成形) 技術の理論と応用設計技法

~シートフォーミングの基礎と高付加価値プラスチック成形品へのアプローチ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年4月22日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • プラスチック製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
    • 自動車・自動車内装
    • 家電
    • 携帯電話・スマートフォン
    • PC
    • 食品容器
    • 部品トレー
    • 建材
    • 看板 など

修得知識

  • 製品設計・金型設計・成形技術者のための高付加価値プラスチック成形品へのアプローチ方法
  • 高付加価値パッケージのヒント、成形トラブル対策

プログラム

 真空成形、熱成形としての圧空成形を含むシートフォーミング (シート成形) を体系的に解説。優位点を有効に使った製品を考える上で、その素材を含むシート用プラスチックの開発や、実用的な製品設計の手引きとなるよう解説。

  1. 各成形法の概説
    1. 成形加工の歴史
      1. 真空成形 (バキュームフォーミング) ・熱成形 (サーモフォーミング) ・シートフォーミング (シート成形) の3要素
      2. 真空成形機・熱成形機の形態
      3. 成形用シートの夜明け前
      4. セルロイドシートの利用
      5. シートの実用化
      6. 成形技術と成形機械の進歩
    2. 形態の進化
      1. ブリスターパッケージとクラムシェルパッケージの分類
      2. 緩衝性能の付与
    3. 技術の変遷
      1. 近代的シートフォーミング技術の進歩
  2. 各成形法の体系
    1. 圧力形式による分類
      1. モールディング (molding) とフォーミング (forming)
      2. 代表的成形法
    2. シンボルによるプロセスの体系化
      1. シートフォーミング (シート成形) の体系
      2. 圧力形式のシンボル化
    3. 真空成形 (バキュームフォーミング) と熱成形 (サーモフォーミング) の特徴
      1. 真空成形 (バキュームフォーミング) と熱成形 (サーモフォーミング) の長所短所と事例
      2. 加飾成形と中空成形の近代的手法と古典的手法
      3. 意匠設計の事例
  3. 成形技法
    1. 巨視的現象 (不具合現象含む) の種類
      1. 2つの代表的成形法と巨視的現象 (オス型)
        1. (A) ドラッギング (オス型・メス型)
        2. (B) 薄肉化
        3. © ウェビング
        4. (D) 異方性
    2. 厚みのコントロール
      1. 成形におけるドラッグ現象
      2. 成形法と流動現象の関係
      3. 成形における微視的現象
    3. 成形品の評価法
      1. 超音波厚さ計
      2. 外観検査用3D拡大鏡
      3. サーモグラフィック
  4. 成形理論
    1. 薄肉化理論
      1. メス型の成形における薄肉化理論
    2. プラグアシスト
      1. 成形プロセスにおけるプラグアシスト
      2. プラグにおける三大要素
      3. プラグを設計する時に必要な3つの考慮
    3. CAE技術
      1. シートフォーミング (シート成形) におけるCAE解析の事例
      2. ベンチマークの概要
      3. シートフォーミング (シート成形) におけるCAE解析の有用性
  5. 応用設計
    1. メディカル分野での応用
      1. メディカルキットの事例
      2. 機能性PTP包装の事例
      3. インタラクティブ型パッケージの事例
    2. ロジスティクス分野での応用
      1. 緩衝設計の事例と設計技法
    3. 技術展望
      1. シートフォーミング (シート成形) の発展と現象把握の変化
      2. 要求性能の比較
      3. プラスチック成形の種類と特性
      4. 圧力形式による新しい成形法の可能性
      5. マクロ的シートフォーミングとミクロ的シートフォーミングの事例紹介
      6. 概念の集約と拡張
      7. シートフォーミング (シート成形) の新しいベクトル
      8. 自動車部品の軽量化への展開
      9. 航空部品の軽量化への展開
      10. シートフォーミング (シート成形) の技術展望
    • 質疑応答

講師

  • 伊神 秀生
    日本ビジネスロジスティクス株式会社 事業開発部
    上級技術指導員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/2 ポリマー合成の自動化とプロセス分析 オンライン
2024/7/3 粘着剤の基礎知識と評価法 オンライン
2024/7/4 樹脂用添加剤におけるブリードアウト・ブルーム現象の発生機構と その制御・対策 オンライン
2024/7/4 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/7/5 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2024/7/5 サーキュラーエコノミーが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方 オンライン
2024/7/9 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/7/10 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2024/7/10 ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向 オンライン
2024/7/11 ポリイミド入門講座 オンライン
2024/7/11 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2024/7/12 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/12 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン
2024/7/17 高分子の分子量・分子量分布の測定・評価方法と分子情報の抽出 オンライン
2024/7/18 プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤選定・配合のコツ オンライン
2024/7/23 プラスチックの加飾技術と最新動向 オンライン
2024/7/23 プラスチック廃棄物が抱える問題と高分子複合材料メカニカルリサイクル技術 オンライン
2024/7/24 高分子の劣化・変色メカニズム、寿命評価及びトラブル解析事例 東京都 会場・オンライン
2024/7/24 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/24 タイ分子の基礎と応用 オンライン