技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車分野における樹脂材料の採用動向と技術トレンド

自動車分野における樹脂材料の採用動向と技術トレンド

~今、自動車メーカーに求められている樹脂とはどのようなものなのか?~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、軽量化、高級化、低環境負荷化等など、自動車を取り巻くトレンドを踏まえて樹脂材料への要求特性を解説いたします。

開催日

  • 2016年2月23日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • これまでのプラスチックの使われ方の推移
  • 次世代自動車の特徴
  • ガソリン、軽油、バイオ燃料、水素、電気などエネルギーの特徴
  • 次世代車におけるプラスチックへの期待
  • 軽量化における樹脂化の効果
  • CFRPによる軽量化の効果と注意すべき点
  • プラスチックによる内装の高級化
  • 自動車のリサイクルの推移

プログラム

 今後の自動車の大きな流れは電動化にある。電動化はエネルギーの効率化である。エネルギーもガソリン、軽油の時代から電気、水素の時代とされる。次世代車=電動化においてプラスチックはどのように寄与するだろうか。そこでは軽量化もあわせて要求されてくる。プラスチックはどのように使うことが軽量化に寄与するのであろうか。
 ここでは期待が高いCFRPを含めてプラスチックによる軽量化の効果について紹介する。また、従来から使われている内装材には高級化が求められるがプラスチックを使った高級化への挑戦についても紹介する。

  1. 自動車を取り巻く環境とニーズの変化
  2. 自動車に使われるプラスチックの変遷
  3. 自動車と環境問題とのかかわり
  4. 自動車用燃料の特徴
    1. 自動車用燃料
      • ガソリン
      • 軽油
      • 水素
      • バイオ
    2. エネルギー密度とエネルギー効率
  5. 温暖化防止への自動車の取り組む方向
    1. 日本と欧州の温暖化防止に向けた対応
    2. 次世代車の現状と特徴
    3. 燃料電池車の課題
  6. 次世代車に対する高分子材料の課題
    1. リチウムイオン電池と高分子材料
    2. モータ、インバータにおける高分子への期待
  7. プラスチックによる軽量化
    1. プラスチックによる軽量化効果
    2. 素材による軽量化
    3. 統合化、一体化による軽量化
    4. CFRPによる軽量化
    5. 接着による軽量化
  8. 資源循環とリサイクル
    1. 資源循環の考え方
    2. リサイクルの現状
  9. プラスチックによる高級感への挑戦
    1. 触感の高級化
    2. 視覚の高級感
    3. 新しい価値の創造
    4. プラスチックの特性を生かす考え方
  10. 新しい用途での信頼性確保の進め方
  11. まとめ
    • 質疑応答

講師

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/8 EV化におけるインバータの要求特性と技術動向 東京都 会場・オンライン
2024/7/9 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/7/10 EVにおける車載機器の熱対策 オンライン
2024/7/10 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2024/7/10 ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向 オンライン
2024/7/11 ポリイミド入門講座 オンライン
2024/7/11 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2024/7/12 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/12 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン
2024/7/17 車載バスバーの設計、実装と絶縁処理技術 オンライン
2024/7/17 高分子の分子量・分子量分布の測定・評価方法と分子情報の抽出 オンライン
2024/7/18 自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料 オンライン
2024/7/18 プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤選定・配合のコツ オンライン
2024/7/23 プラスチックの加飾技術と最新動向 オンライン
2024/7/23 プラスチック廃棄物が抱える問題と高分子複合材料メカニカルリサイクル技術 オンライン
2024/7/24 高分子の劣化・変色メカニズム、寿命評価及びトラブル解析事例 東京都 会場・オンライン
2024/7/24 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/24 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2024/7/25 基礎から理解するポリイミドの高性能化・機能化設計 オンライン
2024/7/29 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン