技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

工業的実用粘度測定における注意点とデータ解釈

工業的実用粘度測定における注意点とデータ解釈

~JIS規格に基づく低粘度液体の特性測定法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、JISに規定されている粘度計を使用する際の測定上とデータ解釈上の注意点について解説いたします。

開催日

  • 2016年2月10日(水) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 粘度測定の基礎
  • 客観性・再現性の高い粘度測定を行うためのコツ

プログラム

 粘度は、幾何学的条件が明確な流動場において定義された物性値であり、この定義に基づいて粘度計が構成されている。一方、工業的には、特殊な機器による流動性の特性測定が行われることがあるが、両者は必ずしも同じ物理量を意味しているわけではない。工業的実用測定法としてJIS規格にはいくつかの粘度計が定められており、この中には両タイプの粘度計が混在している。
 本セミナーでは、JISに規定されている粘度計を使用する際の測定上およびとデータ解釈上の注意点について解説する。

  1. 粘度の定義と粘度挙動の現象論
    1. 定常流動と粘度
      1. せん断速度
      2. 応力
      3. 粘度の定義とニュートン流動
    2. 非ニュートン流動
      1. 擬塑性流動
      2. ダイラタント流動
      3. 塑性降伏
    3. 時間依存性流動
      1. チクソトロピー
      2. レオペクシー
    4. 粘度の測定原理
      1. せん断モードの粘度測定
      2. 流動モードの粘度測定
    5. 動粘度とその工学的意味
    6. 弾性効果を示す流体の非定常流動
  2. 工業的実用粘度測定における注意点
    1. JISに規定されている粘度測定
      1. 細管粘度計による粘度測定方法
      2. 落球粘度計による粘度測定方法
      3. 共軸二重円筒形回転粘度計による粘度測定方法
      4. 単一円筒形回転粘度計による粘度測定方法
      5. 円すい – 平板形回転粘度計による粘度測定方法
      6. 振動粘度計による粘度測定方法
    2. その他の粘度測定
      1. 超音波のよる粘度測定
      2. レーザーによる粘度測定

講師

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 43,200円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

案内登録割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する方
    2名様まで 37,963円(税別) / 41,000円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 27,963円(税別) / 30,200円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 65,926円(税別) / 71,200円(税込)
  • STbook会員登録を希望しない方
    2名様まで 40,000円(税別) / 43,200円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/14 レオロジーの基礎から動的粘弾性データの解釈まで オンライン
2025/4/15 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/21 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2025/4/21 塗布膜形成・乾燥のメカニズムとその制御 オンライン
2025/4/23 ゲル化剤・増粘剤の基礎・特性・評価法 オンライン
2025/4/23 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/24 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2025/4/25 レオロジーの基礎から動的粘弾性データの解釈まで オンライン
2025/4/25 水性塗料の設計技術とトラブル対策 オンライン
2025/4/30 塗布膜形成・乾燥のメカニズムとその制御 オンライン
2025/5/7 水性塗料の設計技術とトラブル対策 オンライン
2025/5/12 粉砕の基礎と応用 オンライン
2025/5/14 プラスチック、フィルムにおける応力/ひずみ発生のメカニズムとその評価、応用 オンライン
2025/5/15 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2025/5/27 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2025/5/29 樹脂のレオロジー特性の考え方、成形加工時における流動解析の進め方 オンライン
2025/6/5 樹脂のレオロジー特性の考え方、成形加工時における流動解析の進め方 オンライン
2025/6/9 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2025/7/23 ゲル化剤の基礎知識およびゲル化手法・分子設計のポイント オンライン