技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

無菌医薬品製造におけるPIC/S GMP対応 基礎講座

無菌医薬品製造におけるPIC/S GMP対応 基礎講座

~各ポイントを初任者の方でもわかりやすく解説します~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、PIC/SのGMP Annex1と無菌操作法指針を踏まえて、無菌医薬品を製造する場合の留意点について解説いたします。

開催日

  • 2015年10月30日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 無菌医薬品に関連する技術者、品質担当者、申請担当者

プログラム

 我が国の無菌操作法指針は、PIC/S加盟に備えて、2011年4月20日にPIC/SのGMP Annex1を踏まえた内容に改訂 (ハーモナイズ) されている。つまり、無菌操作法指針を理解すれば、PIC/SのGMP Annex1にも対応できる。
 本講座では、両ガイドラインのエッセンスを、初心者にも理解して頂けるよう分かり易く解説する。

  1. 無菌医薬品の製造環境
    1. 日米欧の無菌医薬品製造GMP・ガイド
    2. 無菌操作 (aseptic processing) とは
    3. 清浄区域 (clean area) とは
    4. 重要区域、直接支援区域、その他の支援区域とは
    5. 日米欧の清浄度区分
    6. 非作業時と作業時で異なるのは
    7. 清浄作業域への要請
  2. ハードに関する要請
    1. 空調システムへの要請
    2. 3極の空調要件のまとめ
    3. 差圧の設定
    4. 換気回数20回/hの要請
    5. 風速の留意点
    6. 清浄度の測定ポイント
    7. 微粒子測定の問題点
    8. 空調システムのバリデーション
    9. アクセス制限バリアシステム (RABS) とは
    10. アイソレータとは
    11. アイソレータの留意点
    12. ブローフィルシールとは
    13. ブローフィルシールの留意点
    14. 製薬用水の種類
    15. 用水システムへの要請
    16. 注射用水 (バルク) の3局方比較
    17. 超ろ過法の留意点
    18. 6Dとは
  3. ソフトへの要請
    1. 環境モニタリング
    2. 微生物汚染の推奨許容限度
    3. 従業員のモニタリング例
    4. PIC/S GMPの服装要件
    5. 更衣手順
    6. 原料管理
    7. 容器・栓管理
    8. 無菌中間製品の保管/輸送管理
    9. 投入/取り出し管理
    10. 滅菌、殺菌、除染、消毒・除菌とは
    11. 洗浄剤/消毒剤の留意事項
    12. ホルムアルデヒド燻蒸の代替法
    13. 最近の除染方法の主流
    14. 分解・運搬不可能な部品の除菌法
    15. 正しい床掃除の方法
    16. 蒸気滅菌、乾熱滅菌、放射線滅菌、ガス滅菌、ろ過滅菌
    17. 液体充てん工程
    18. 凍結乾燥工程
    19. CIP/SIP
  4. 無菌作業者の教育
    1. 教育訓練の9ステップ
    2. スキル登録 (資格認定)
    3. 無菌作業教育の規定
    4. 無菌作業員のカリキュラム例
    5. プロセスシミュレーション、プロセスシミュレーションテストとは

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/6 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/1/8 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2025/1/8 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2025/1/8 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/14 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/1/14 医療機器プログラムにおける該当性判断のポイントと事業化への留意点 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/15 ファージセラピーの最新開発動向と次世代耐性菌対策への展望 オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書