技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池用電解液 / 電解質の材料設計と安全性向上技術

リチウムイオン電池用電解液 / 電解質の材料設計と安全性向上技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオン電池の電解液設計指針と電池の安全性の基礎、現状と課題、安全性向上対策等について解説いたします。

開催日

  • 2015年9月28日(月) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • リチウムイオン電池に関連する方
    • 電池業界
    • 素材・部材業界
    • 自動車業界等

修得知識

  • リチウムイオン電池の安全性の基礎
  • リチウムイオン電池の現状と課題
  • リチウムイオン電池の安全性向上対策

プログラム

 リチウムイオン電池はモバイル機器のみならず電気自動車、電力貯蔵装置等、今後飛躍的に市場が拡大されるとの経済予想がある。電池の高性能化を目指した研究 開発が世界で盛んに行われている。一方で工業製品としての信頼性の向上が求められている。電解液は電池のエネルギー、電流取得特性等の性能のみならず性能劣化や安全性等の電池の信頼性に密接に関連する重要な電池構成材料である。
 本講演ではリチウムイオン電池の電解液設計指針と電池の安全性の基礎、現状と課題、安全性向上対策等について概説し高性能電池開発の助としたい。

  1. リチウム電池用電解液に要求される基本特性
  2. 電解液の種類と材料技術マップ
  3. 電解液と電池構成材料の相互作用
  4. 電解液の安定性と電池の安全性
  5. 電解液添加剤の種類と機能
    1. 電解液添加剤によるイオン伝導度への効果
    2. 電解液添加剤による安定性への作用効果
    3. 負極表面処理添加剤
      1. 負極表面処理
      2. 高電圧リチウム電池用電解液
    4. 正極表面修飾添加剤
      1. 電解液添加剤の酸化分解による影響
      2. 充放電特性の改善
    5. 電解液の難燃性向上策
    6. 過充電防止剤
      1. 既存の過充電防止剤の問題点
      2. アリルアダマンタンの過充電防止剤特性
  6. リチウム電池の安全性概要
  7. リチウムイオン電池が非安全になる機構
  8. 安全性向上の取り組み、対策
  9. 市販リチウムイオン電池の市場トラブルの例
  10. リチウム電池の安全性評価方法
    1. モバイル機器用電池
    2. 車載用電池
    3. 電力貯蔵用電池
  11. 電池特性評価ビジネス
  12. まとめと今後の展望

講師

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 43,200円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

案内登録割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する方
    2名様まで 37,963円(税別) / 41,000円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 27,963円(税別) / 30,200円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 65,926円(税別) / 71,200円(税込)
  • STbook会員登録を希望しない方
    2名様まで 40,000円(税別) / 43,200円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/11/26 リチウムイオン電池のリサイクル・リユース技術と市場の動向 オンライン
2024/11/26 グリーン水素製造のための光触媒を用いた「人工光合成」の基礎と応用、課題、最新動向 オンライン
2024/11/26 欧州のサーキュラーエコノミー政策と自動車産業 オンライン
2024/11/26 水素貯蔵・輸送材料および技術の課題・動向と水素エネルギー社会実現への展望 オンライン
2024/11/27 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/11/28 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/11/28 水電解によるグリーン水素製造への展望 オンライン
2024/12/3 カルノーバッテリー技術とPower to Heat技術に関連する高温蓄熱技術の最新動向 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/12/5 燃料電池、水素、アンモニアの最新動向と今後のビジネスチャンス オンライン
2024/12/6 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/12/10 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/12/11 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2024/12/11 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/12 水電解によるグリーン水素製造への展望 オンライン
2024/12/13 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向 オンライン
2024/12/13 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2024/12/17 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/6/25 ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/25 ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/21 2013年版 風力発電市場・技術の実態と将来展望
2013/5/29 化学品生産 / 石油からシェールガスへの転換
2013/5/24 分散型電源導入系統の電力品質安定化技術
2013/5/17 2013年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2013/5/10 風力発電 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/10 風力発電 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/4/15 リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013
2013/4/5 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/8 2013年版 スマートハウス市場の実態と将来展望
2013/2/20 シェールガス化学の創出と展望
2013/2/1 2013年版 太陽光発電市場・部材の実態と将来展望
2013/1/30 再生可能エネルギー・エネルギー有効利用企業便覧 2013
2013/1/8 LiB構成材料の技術・コスト分析と市場動向 2013
2012/12/10 スマートシティの電磁環境対策
2012/12/7 2013年版 スマートコミュニティの実態と将来展望
2012/11/9 2013年版 蓄電デバイス市場・部材の実態と将来展望