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スラリーの分散・凝集状態の制御と評価

スラリーの分散・凝集状態の制御と評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年8月6日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 微粒子・粉体に関連する技術者
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品
    • セラミックス
    • トナー
    • 肥料
    • 化学原料
    • 電子材料
    • 金属材料
    • 電池材料
    • 粉末治金 など
  • 微粒子・粉体を扱う入門者、初心者、これから粉体を扱う方

プログラム

 液中での粒子分散・凝集状態を評価する手法を、実際の測定例も交えながら、解説します。特に評価が難しい濃厚系 (高粒子濃度) のスラリーや多成分の粒子からなるスラリーについて、粒子集合状態をいかに評価し、実プロセスに応用していくかを解説します。さらに、粒子集合状態を制御する方法についていくつかの例を紹介します。

  1. イントロダクション
  2. 粒子の分散・凝集を支配する要因
    1. DLVO理論
    2. 非DLVO力
    3. スラリー評価の必要性
  3. 粒子の分散・凝集評価方法
    1. 重力沈降・遠心沈降法
    2. 沈降静水圧法
    3. 浸透圧測定法 – ナノ粒子スラリーの評価法 –
    4. 直接観察法
  4. 流動性評価と分散・凝集
    1. 流動曲線
    2. 粒子分散・凝集状態との相関
    3. 流動性から分散・凝集状態を予測する上での注意点
  5. 粒子集合状態の制御方法
    1. スラリーのpH,イオン濃度による制御
    2. 高分子電解質による制御
      1. 高分子電解質の吸着量測定法
      2. 高分子電解質の吸脱着挙動
      3. 高分子電解質の添加量と粒子集合状態の関係
    3. その他の制御方法 (電場を利用したケミカルフリー造粒)
  6. スラリー評価に基づくプロセス制御の実例
    1. 沈降法のスプレードライへの応用 – セラミックスプレス成形の最適化 –
    2. スラリー特性に及ぼす微量添加物の影響
    3. スラリー特性の経時変化
    4. 多成分スラリーの評価 – リチウムイオン電池正極材料スラリーを例に –
  7. まとめ

講師

  • 森 隆昌
    法政大学 生命科学部 環境応用科学科
    教授

会場

連合会館
東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 36,111円 (税別) / 39,000円 (税込)

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