技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

機能性ナノファイバーの作製技術とそのエネルギー・環境分野への応用開発

機能性ナノファイバーの作製技術とそのエネルギー・環境分野への応用開発

東京都 開催 会場 開催

ナノファイバー元年としても位置付けられる2015年。
ようやく工業的応用の実用化に向けて、開発・作製が進む。
ナノファイバーの製造だけではなく、機能性に目を向け、広がる応用へ対応すべく指針を学ぶ!

概要

本セミナーでは、ナノファイバーを規則的に配列させナノ空間を作る、ナノファイバー単体の基礎物性はどの程度か、ナノファイバーにいかに機能を付加させ、エネルギー分野や環境分野に応用させるかを紹介いたします。

開催日

  • 2015年6月4日(木) 13時00分 16時30分

修得知識

  • ナノファイバー作製法
  • エレクトロスピニング法
  • ナノファイバー単体の基礎物性
  • 導電性ナノファイバー
  • 伝導性ナノファイバー

プログラム

ナノファイバーが本当の意味で広く普及し、社会を支える基盤技術となるためには、ナノファイバーの構造制御とナノファイバー自体の機能付与が重要となる。 本講義では、ナノファイバーを規則的に配列させナノ空間を作る、ナノファイバー単体の基礎物性はどの程度か、ナノファイバーにいかに機能を付加させ、エネルギー分野や環境分野に応用させるかを紹介する。
  1. ナノファイバーの作製法と物性評価
    1. エレクトロスピニング法 (電界紡糸法)
      • ナノファイバー構造や径に与える高分子構造、溶媒、粘度とうの影響について講演する。
    2. ナノファイバーの作製とその構造体制御
      • 3次元構造体の作製方法や得られた構造体の特性に関して、最近の国内外の情報も加え解説する。
    3. ナノファイバー単体の基礎物性
      • ナノファイバー単体の評価はこれまで殆ど明らかにされていない。ナノファイバー1本の物性情報を説明する。
    4. 表面特性制御
      • ナノファイバーが持つ超表面積をいかに利用するかを、国内外の情報も加えて詳説する。
  2. 機能性ナノファイバー
    1. 導電性ナノファイバーの作製
      • 従来の焼成法と我々が開発したイオン照射法でのナノファイバー炭素材料の比較を行い、導電性ナノファイバーの 特性について。
    2. プロトン伝導性ナノファイバー
      • プロトン伝導性ナノファイバーを燃料電池の高分子形電解質膜に用いた新しい電解質膜について解説すると共に、 伝導性、安定性、ガスクロスオーバー等の問題を解決する全く新しい電解質膜を紹介する。
    3. アニオン伝導性ナノファイバー
      • アニオン伝導性ナノファイバーを用いたアニオン型燃料電池の可能性を講演する。
    4. リチウムイオン伝導性ナノファイバー
      • ナノファイバーが持つ特異な超イオン輸送を利用すると、これまでにない全く新しい全固体型二次電池の開発が可 能になる。その固体電解質膜について講演する。
    • 質疑応答

講師

  • 川上 浩良
    東京都立大学 都市環境科学研究科 環境応用化学域
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/4 リチウムイオン電池・全固体電池電極の新しい製造プロセス オンライン
2024/4/5 リチウムイオン二次電池における電極界面の設計・評価と特性改善 オンライン
2024/4/10 リチウムイオン電池のリユース & リサイクルにおける諸規制 オンライン
2024/4/10 分散型電源システムの最新動向と事業展開 オンライン
2024/4/10 関西電力株式会社 原子力発電の現状と今後の展望 東京都 会場・オンライン
2024/4/11 リチウム二次電池の循環使用 オンライン
2024/4/12 NOx (窒素酸化物) 対策と水素・燃料アンモニアの導入方策 オンライン
2024/4/15 スラリーの挙動と制御およびリチウムイオン電池電極スラリー化技術と評価方法 オンライン
2024/4/15 アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向 オンライン
2024/4/16 2024年の蓄電池市場・政策動向とビジネスチャンスの掴み方 東京都 会場・オンライン
2024/4/16 相変化潜熱蓄熱材料の開発動向と熱マネジメントへの応用 オンライン
2024/4/16 アニオン交換膜 (AEM) 型水電解技術の展望と材料設計 オンライン
2024/4/17 「バイポーラ (対局) 構造型電池」および「三次元構造型電池」の設計開発、今後の展望 オンライン
2024/4/18 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2024/4/19 リチウムイオン電池のドライ電極の技術動向とプロセスの検討 オンライン
2024/4/24 NOx (窒素酸化物) 対策と水素・燃料アンモニアの導入方策 オンライン
2024/4/24 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/4/24 スラリーの挙動と制御およびリチウムイオン電池電極スラリー化技術と評価方法 オンライン
2024/4/24 HEV/EVにおけるバッテリー/エネルギー・マネジメント技術と劣化解析シミュレーション演習 オンライン
2024/4/25 バイオマスエネルギーの最新動向と今後の事業戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/12/13 2014年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2013/12/10 太陽光発電向けパワーコンディショナ 技術開発実態分析調査報告書
2013/12/10 太陽光発電向けパワーコンディショナ 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/11/8 2014年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2013/9/27 リチウムイオン2次電池の革新技術と次世代2次電池の最新技術
2013/8/1 高効率蓄熱技術の開発
2013/7/29 2013年版 スマートメーター市場の実態と将来展望
2013/7/10 多様な熱源に対応する熱電発電システム技術
2013/6/25 ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/25 ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/21 2013年版 風力発電市場・技術の実態と将来展望
2013/5/29 化学品生産 / 石油からシェールガスへの転換
2013/5/24 分散型電源導入系統の電力品質安定化技術
2013/5/17 2013年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2013/5/10 風力発電 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/10 風力発電 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/15 リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013
2013/4/5 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書