技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ/抗体医薬品における糖鎖・タンパク質解析の基礎とバリデーション

1年未満の方でもわかる

バイオ/抗体医薬品における糖鎖・タンパク質解析の基礎とバリデーション

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年5月19日(火) 13時00分 16時15分

プログラム

第1部. HPLCおよび質量分析による糖鎖の構造解析

(2015年5月19日 13:00〜14:30)

 抗体やバイオ医薬品の糖鎖の構造を知ることは、これら医薬品の活性を把握するだけでなく、生産過程における品質管理においても重要視されている。
 本講演では、HPLCと質量分析を 用いた糖鎖の分析法に関して取り上げてお話しさせていただく。

  1. 抗体やバイオ医薬品における糖鎖の役割
    • 糖鎖修飾について
    • 抗体やバイオ医薬品における糖鎖についての知見の紹介
  2. HPLCを用いた糖鎖の構造解析
    • HPLCの基礎
    • 他の分析法とのメリットおよびデメリット
    • 糖鎖の切り出し
    • 糖鎖の蛍光標識
    • 糖鎖の分離
    • 糖鎖の同定法
  3. 質量分析を用いた糖鎖の構造解析
    • さまざまなモードの質量分析
    • 糖鎖の同定法
    • 本方法のバリデーション
  4. HPLCを用いた糖鎖の分析法について
    • 本方法の概略
    • 本分析法のバリデーション
    • GALAXYデータベースについて
  5. 糖鎖分析の実際
    • 抗体の糖鎖分析を例にして
    • サンプルの調整法
    • 同定の法
    • トラブルシューティング
    • 細胞、組織の試料の糖鎖分析 など

  • 質疑応答

第2部. キャピラリー電気泳動法の基礎と分析バリデーションにおける基準値範囲のポイント

(2015年5月19日 14:45〜16:15)

  1. タンパク質性医薬品分析法としてのキャピラリー電気泳動の優位性 (キャピラリー電気泳動の特徴)
  2. キャピラリー電気泳動の基礎
    • 装置と原理
    • 準備と操作
  3. キャピラリー電気泳動を用いる抗体医薬品の分析
    • 試料前処理
    • 分離の最適化
    • バリデーション
  4. キャピラリー電気泳動によるタンパク質の機能解析
    • 糖鎖-タンパク質間結合解析法
    • 核酸-タンパク質間結合解析法
    • タンパク質-タンパク質間結合解析法
  5. キャピラリー電気泳動による糖鎖分析
    • 誘導体化
    • 分離モード
  6. キャピラリー電気泳動における分析法バリデーション
    • バリデーションパラメータ
    • 基準値範囲設定
  7. キャピラリー電気泳動分析の精度を高めるテクニック
    • 分離の改善
    • 感度の改善
    • 再現性の改善 など
  • 質疑応答

講師

  • 第1部
    • 矢木 宏和 氏
  • 第2部
    • 多賀 淳 氏
  • 矢木 宏和
    名古屋市立大学大学院 薬学研究科
    講師
  • 多賀 淳
    近畿大学 薬学部 医療薬学科
    准教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)
複数名
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/19 GCP実践講座 オンライン
2024/7/19 医薬品不純物管理のための許容量 (PDE) 設定の基礎と実践 オンライン
2024/7/19 マイクロバイオーム創薬における生菌製剤化/開発技術と品質管理・有効性評価 オンライン
2024/7/22 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン
2024/7/22 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2024/7/22 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるSOP作成及び・記録の残し方 オンライン
2024/7/22 食品広告規制における実務の基礎と関連法規の徹底解説 オンライン
2024/7/23 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2024/7/23 医薬品薬事・申請業務のための英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/7/23 非GLP試験での信頼性基準試験におけるリスクベースドアプローチを用いた信頼性保証 オンライン
2024/7/23 医薬品 (外用剤) の開発・製剤設計のポイント オンライン
2024/7/23 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事申請対応のポイント 東京都 会場
2024/7/24 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/24 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン
2024/7/24 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/7/24 医薬品品質リスクマネジメントセミナー オンライン
2024/7/25 凍結乾燥製剤の設計とスケールアップ対策ならびにトラブル防止の具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2024/7/25 癒着防止材の各種外科での選択・使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/7/25 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練/文書管理における逸脱防止のノウハウ オンライン
2024/7/25 バリデーション入門 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/2/26 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)