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リチウムイオン電池における反応の基礎と電極・セルの特性評価法

リチウムイオン電池における反応の基礎と電極・セルの特性評価法

~電気化学インピーダンス測定、充放電曲線からの情報解析など~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、インピーダンス法を用いたリチウムイオン二次電池の特性評価について基礎から応答スペクトルの解析など詳解するいたします。

開催日

  • 2015年3月12日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • リチウムイオン電池に関連する技術者、品質担当者

修得知識

  • 電池反応の基礎
  • リチウムイオン二次電池の仕組
  • 充放電特性の見方
  • インピーダンス法から得られるスペクトルの意味
  • 電池の健全度診断法
  • 安全性確保のための添加剤

プログラム

 リチウム二次電池は、モバイル機器用途から、定置型蓄電、車などの大型用途まで、その市場はさらに広がりを見せています。そのために、リチウム二次電池の状態把握、安全性の確保がとても重要な開発課題になっています。
 そこでこの度、新規参入企業や新たに研究を始められた初学者にも分かりやすいように、リチウムイオン二次電池の基礎、動作状態把握、特性評価法、電池の健全度診断法では特にインピーダンス法を用いた手法について基礎からじっくりと解説します。最新の測定法や材料開発も紹介し、周辺の研究課題を明らかにします。講義終了後には、受講者の講演内容に関するご質問に可能な範囲で回答いたします。

  1. 電池反応の基礎
    1. 反応の基礎概念
      1. 酸化還元電位、ネルンストの式、電気二重層、出力電位
      2. ガスー格子モデル
      3. 活物質粒子の電極反応モデル
    2. 活物質粒子の反応スキーム
      1. LTO系
      2. オリビン鉄系
    3. リチウムイオンの拡散過程と拡散係数
  2. 直流各種評価法
    1. 充放電曲線 (エネルギー密度、レート特性)
    2. サイクリックボルタンメトリー
    3. パルス法
  3. 交流インピーダンス評価法
    1. 測定法
      1. 原理・特徴
      2. 評価モデル等価回路
      3. 活物質球状粒子表面上膜 (SEI) 界面と等価回路
      4. 固体粒子/電解液界面での各種パラメータ
      5. 最近の報告例のいくつか
    2. 求められたインピーダンススペクトル (EIS)
      1. EISの温度、およびSOC依存性
      2. 3D表示化
      3. 劣化診断の可能性
    3. SOCとSOHの評価
  4. 最近の材料開発概要
    1. 正極
    2. 負極
    3. 電解質
    4. セパレータ
  5. 界面化学の重要性
    1. 界面制御
    2. 化学修飾
    3. 安全性対策
  6. おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 小山 昇
    エンネット株式会社
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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