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高分子材料の劣化と対処法

高分子材料の劣化と対処法

~安定剤・酸化防止剤の基礎 (使用と設計)~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年1月27日(火) 13時00分16時30分

修得知識

  • ポリマー材料の劣化原因および対処法 (添加剤の使用と設計)

プログラム

 有機化合であるポリマー材料は、その製造、加工、使用において化学的劣化を受ける。
 この劣化は主に自動酸化反応による有機材料のダメージである。本セミナーでは、劣化の原因およびそれに対する有効的な対処法としての添加剤の役割と添加剤の高性能化について解説します。

  1. ポリマーの劣化機構
    1. 劣化と自動酸化
    2. 熱劣化
    3. 光劣化
  2. ポリマーの安定化
    1. 酸化防止剤の役割
    2. フェノール系酸化防止剤
    3. イオウ系酸化防止剤
    4. リン系酸化防止剤
    5. 紫外線吸収剤
    6. ヒンダードアミン系光安定剤
  3. 添加剤の相互作用
    1. 相乗作用
    2. 拮抗作用
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 山口 和男
    工学院大学 工学部 応用化学科 高分子合成化学研究室
    講師

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
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  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
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