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2020年東京オリンピック・パラリンピック準備状況と今後に向けて

組織委員会/内閣官房/文科省

2020年東京オリンピック・パラリンピック準備状況と今後に向けて

~ロンドンオリンピックでの3社のICT活用事例~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年10月29日(水) 10時30分 17時00分

プログラム

1. 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会における検討状況について

(2014年10月29日 10:30〜11:20)

2015年2月にIOC・IPCに提出する大会開催基本計画とその冒頭に記載する大会ビジョンの検討状況を中心に、組織委員会の発足から約9ヶ月間の動向や東京大会によって残すべき「レガシー」について説明する。

  1. 組織委員会の概要について
  2. 大会開催基本計画の概要について
  3. 大会ビジョンの検討状況について
  4. 東京大会のレガシーについて
  5. 今後の動き
  6. 質疑応答/名刺交換

2. 2020年東京大会に向けた国の対応の検討状況について

(2014年10月29日 11:25〜12:15)

2013年9月に2020年オリンピック・パラリンピック大会の東京への招致が決定してまる1年。東京開催が決定して以降、閣僚としてオリンピック・パラリンピック担当大臣 (現時点では文科相が兼務) が発令され、政府サイド各省庁の取組を総合調整する部署として、内閣官房に「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室」が設置された。この1年間に政府サイドではどのような検討を進めてきたのか。その進捗状況を報告するとともに、今後の政府サイドの取組みの展望や課題、関係諸機関とのどのように連携を図っていくべきかについて概説する。

  1. 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室の役割と2020年に向けた政府の体制について
  2. 「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会等に関する閣僚会議」 (第2回) について
  3. 「大会開催基本計画の策定等円滑な準備に向けて国の対応が期待される事項」とその進捗状況について
  4. 「ホストシティ・タウン構想」について
  5. 今後の動き
  6. 質疑応答/名刺交換

3. 文部科学省における2015年度競技スポーツ関連の重点施策

(2014年10月29日 13:05〜13:55)

2020年東京大会の成功には日本選手の活躍が不可欠であるとともに、東京だけでなく日本全体が盛り上がり海外からの競技関係者・観戦者を心から「おもてなし」できるような機運も醸成されることが必要である。このため、来年度から本格的に競技力向上やオリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進に向けた施策を総合的に展開することとしており、今回は2015年度概算要求の内容を中心に説明する。

  1. 競技力向上プログラム
  2. オリンピック・パラリンピックスポーツレガシープログラム
  3. 質疑応答/名刺交換

4. シスコのロンドンオリンピックでの役割及びスマートシティ、スポーツビジネスへの取組み

(2014年10月29日 14:00〜14:55)

シスコは全てのもの、プロセス、人が繋がり新しいビジネス価値を生み出すIoT (Internet of Everything) の世界実現に取組んでいる。本講演ではロンドンオリンピックでのシスコの役割を紹介すると共に、こうした国家的なイベント開催期間中のみならずその後を見据えた、ICTによる安全、省電力、高度な都市サービス機能が提供されるスマートシティ作りへのシスコの取組みやICT活用による新しいスポーツビジネスの世界を紹介する。

  1. シスコのロンドンオリンピックでの役割
  2. IoT (Internet of Everything) について
  3. シスコの考えるスマートシティとその取組み
  4. ICTの活用によるスポーツ&エンタテインメント
  5. 2020 東京五輪に向けて
  6. 質疑応答/名刺交換

5. オリンピック・パラリンピックのワールドワイドITパートナーAtosが支える東京2020

(2014年10月29日 15:05〜16:00)

Atosは、 「Powering Progress」をテーマに、お客様の未来に繋がるサービスにフォーカスし、様々なテクノロジーと業界に特化したサービスを提供している。その一環として、アトスは2001年よりオリンピック・パラリンピックのワールドワイドITパートナーを務めており、2020年東京大会においても、システムインテグレーション、システムマネジメント、コアホスティングサービスとゲームアプリケーションを提供させて頂く。本講演では、アトスのインテグレーション、プロジェクトマネジメントおよびITオペレーションの概要と、2020年東京大会に向けての取組みを紹介する。

  1. アトスとIOCの歴史
  2. オリンピックIT概要
  3. 2014 ソチ冬季五輪データ
  4. 東京2020スケジュール概要
  5. 質疑応答/名刺交換

6. ロンドン大会から得た教訓 -ICT、セキュリティ、そして人材

(2014年10月29日 16:05〜17:00)

2012年のロンドン。多くの建物やICTの準備は、2年前には安定的に稼動できる状態にあり、1年前には、実際に競技 (国内競技など) で様々な施設で実施した。BTにとって計画立案から検証、完成まで4年しかなく、その間にだれも予測しなかったiPhoneの登場があり通信量が膨大に増加した。BTは通信量の予測をかなり大規模にし、ネットワークの重複化をあらゆるシステムで実施していたため、スマートフォンの登場に対応するWi-Fiの導入にも対応ができた。本講演では、実際に行ったリスク対応と今後の変化と挑戦に対する当社の考え方について話しをする。

  1. 過去になかった規模のイベント。複雑な対応が必要で、デッドラインは変更不可。
  2. 常に状況が変化、だから柔軟性と迅速性が不可欠。技術力が最重要ではない。
  3. 「失敗は早くする」のが原則。この経験を生かし、計画の前倒しを。
  4. 100%は望めない。リスクを理解し、優先順位をつけ、余裕を持った計画を練る。
  5. なかでもセキュリティは、これからのICTにとって最重要課題。
  6. 質疑応答/名刺交換
    ※逐次通訳が付きます。

講師

  • 森下 平
    一般財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 企画財政局 企画部
    企画課長
  • 田村 寿浩
    内閣官房 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室
    参事官
  • 坪田 知広
    文部科学省 スポーツ・青少年局
    競技スポーツ課長
  • 鈴木 和洋
    シスコシステムズ合同会社 シスココンサルティングサービス事業
    専務執行役員
  • 上村 達也
    アトスジャパン (株)
    代表
  • フィリップ モリス
    BTジャパン (株)
    CTO

会場

飯田橋レインボービル

2階 中会議室

東京都 新宿区 市谷船河原町11
飯田橋レインボービルの地図

主催

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受講料

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