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ターゲットプロダクトプロファイル設定と開発初期からのR&D/マーケティング部門の連携

ターゲットプロダクトプロファイル設定と開発初期からのR&D/マーケティング部門の連携

~TPPを達成するために開発初期に何をすべきか、どのような内容が、どのタイミングで含まれるべきか~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年5月27日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 ターゲットプロダクトプロファイル設定

~医薬品開発におけるTPPとは?いかにしてTPPの概念を初期開発から活用するか

(10:30~13:45 [昼食11:45~12:30])

 開発初期における初期チームとマーケティング部門の関連については、様々な考え方がある一方で、コミュニケーションツールとしての目標製品プロファイル (TPP) の重要性は広く認められているところです。また最近では、TPPを開発ステージの言葉に翻訳し、より不確実な医薬品開発をマネージできるよう工夫されているPOC criteriaといった概念も活用されています。限られたリソース・予算・時間を効果的に配分し、そして世の中に高い価値と利益をもたらすための開発戦略立案における研究開発部門・マーケティング部門との連携とTPPやPOC criteriaの役割について、具体的にどのような項目が内容に含まれるべきかも含め、開発のタイムラインに沿った在り方を考察します。

  1. Target Product Profile (TPP) の目的と基本
    1. Target Product Profileの基本的な考え方
    2. FDAが考えるTarget Product Profile
    3. 企業に有益なTarget Product Profile
  2. 開発段階に沿ったTarget Product Profileの構成要素とテンプレート例
    1. どのような情報がTPPとして含まれるべきか?
    2. なぜそのような情報を含めるか?
    3. テンプレート例
  3. Target Product Profileの種類 (定義)
  4. なぜTarget Product Profileが重要か?
    1. なぜこの化合物を開発したいのか (ゴールの設定)
    2. チーム内外コミュニケーション
    3. ライフサイクルマネジメントへのヒント
  5. 開発初期段階 (POC前) で考えるべきコンセプト
    1. どうなったらこの初期プロジェクトは成功なのか?
    2. POCを見極める定義を定める – POC requirement
    3. 意思決定 – 特にGo / No Go意思決定をするために
  6. 部門間でのコミュンケーションのためのTPP活用方法
  7. ありがちな問題点
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 R&D/マーケティング部門の連携とマーケティングからみたTPP・アンメットニーズの反映

(2014年5月27日 14:00〜15:20)

 マーケティング戦略を作成するうえでのオーソドックスなプロセス (SWOT, 3C,セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングそしてマーケティングミックス) の学問的な解説と同時に実際の経験を紹介する。特に、今回は、ポジショニングを作成するうえでのTPPの重要性およびR&D部門との連携の重要性について、経験に基づき紹介していく予定である。

  1. マーケティング戦略策定のプロセス-SWOT, 3C
    • セグメンテーション、ターゲティング
    • ポジショニング
    • マーケティングミックス
    • ポーターの競争戦略
  2. ポジショニングを作成するうえでのTPPの重要性およびR&D部門との連携の重要性
    • 質疑応答・名刺交換

第3部 講師と受講者によるディスカッション

(2014年5月27日 15:30〜16:30)

R&D/マーケティング部門の連携などについて、進行に第1部講師 第一三共 塚本様をお迎えし、受講者の皆様の質問、考え方をシェアするなど、ざっくばらんにディスカッションできる場を考えております。

講師

  • 塚本 淳
    第一三共 株式会社 研究開発本部 開発統括部 開発薬事部
    部長
  • 黒山 祥志
    ヤンセンファーマ 株式会社 感染症・がん性疼痛事業本部 感染症・がん性疼痛マーケティング部門
    部門長

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

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複数名
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