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自社技術のポートフォリオ策定手法と有望な技術の見極め方

自社技術のポートフォリオ策定手法と有望な技術の見極め方

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年2月28日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • プロジェクトの企画・選定の担当者、責任者

修得知識

  • 研究開発テーマ及び技術戦略の分析評価と管理
  • 有望技術の見極め方

プログラム

 技術経営、つまり技術をマネージメントする目的は、技術を如何に経営に生かしていくかである。すなわち、技術戦略の策定などにより、技術が経営計画・事業計画をいかにして担保するかということである。
 そのためには有望な技術テーマの選択が非常に重要である。一度選択された技術テーマは、毎年研究開発費の投入を余儀なくされる。昨今のように経済状況、技術の進展、技術領域の拡大など環境の変化が劇的に起こる状況では、定期的に技術テーマの見直しが必要とされる。
そのために、自社技術のポートフォリオを策定し、技術の方向性・戦略との整合性などに合致しているかどうかの判断が重要である。そのベースデータとしての技術体系は、有望な技術の見極め、技術者の退職などにより消失する技術の把握のために必要不可欠である。

  1. 「研究開発とは」
    1. 課題認識と貢献の構造
      • 研究開発の構造を示し、課題認識との関係性を明らかにする。
    2. 研究開発の評価
      • 研究開発の評価を構造化して、関係性を示す。
    3. フェーズ管理
      • フェーズ管理の概念を理解する。
    4. 技術の生産性指標
      • 一般的な生産性指標について概説し、研究技術の生産性指標の事例を提示する。
    5. 一般的な現状分析手法
    6. フェーズ管理とフェーズ毎のテーマ数及びR&D資源投入量
  2. 「有望な技術テーマの策定」
    1. 顧客提供価値
      1. 顧客要求から顧客感動へ
        • 顧客要求から顧客の感動を与える価値づくりの概念を提示する。
      2. 技術優位性から技術突出性へ
        • 技術の顧客提供価値への貢献を提示する。
      3. 顧客提供価値の考え方
        • 顧客価値と技術の関係を構造化して示す。
    2. 技術テーマ企画書
      • 研究開発テーマ企画書の適応フェーズと事例を示す。
    3. 技術適応領域とテーマ評価例
      • 研究領域の区分を示し、その区分に沿ったテーマ評価例を概説する。
    4. 技術ロードマップ
      • 研究領域の区分に沿った技術ロードマップの例を概説する。
    5. 技術テーマの見直し
      • テーマ評価による修正法やそのタイミングなどについて解説する。
  3. 「自社技術のポートフォリオと技術体系」
    1. 技術体系
      • 技術体系構築の考え方、構築のキーポイント、事例を示す。
        1. 技術体系の構築の概要
        2. 技術体系の構築の実際
    2. 技術ポートフォリオ
      • 技術ポートフォリオの様々な例を提示する。
        1. 技術ポートフォリオの種類
        2. 自社に必要な技術ポートフォリオ
    3. 技術ポートフォリオの分析
      • 技術のポートフォリオ分析・有望性の見極め方とその事例を概説する。
        1. 技術ポートフォリオ分析方法とその視点
        2. 技術テーマの分析 (経営的、技術的視点)
        3. 有望性の見極め方
    4. 技術体系をベースにした技術ポートフォリオ分析
      • 技術体系とポートフォリオの関係性と必要性を概説する。
    5. 技術ポートフォリオの課題/限界
      • ポートフォリオの今後の進め方を提示する。
    6. 技術ポートフォリオの作成の演習
    7. 技術の生産性評価の演習
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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受講料

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