技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

材料の抗菌性・抗感染性の発現メカニズムと抗菌加工および評価

材料の抗菌性・抗感染性の発現メカニズムと抗菌加工および評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、抗菌性の発現のメカニズムと、その対策、また評価法について解説いたします。

開催日

  • 2014年2月28日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 成熟した先進国の一つである我が国において、 感染症を防ぎ、衛生環境を向上させることは重要な問題である。 これはとりわけ高齢化社会となった現在、あるいは近未来においてきわめて重要な問題となっている。これからの材料は機能性のみでなく、環境に優しく、また細菌やカビに対して影響を受けにくい、いわゆる人に優しい材料がますます必要となってくるであろう。
抗菌性はその一つの重要な要素であり、本講義では、これらの発現のメカニズムと、その対策、また評価法について明らかにしたいと考える。

  1. はじめに
  2. 抗菌性とは
    1. 定義
    2. 食品加工分野での問題
    3. 医療現場での問題
    4. その他の種々の環境での問題
  3. 抗菌性のメカニズム
    1. 光触媒
    2. 金属
    3. 有機物
  4. 材料の抗菌性評価法
    1. 粉末評価法
    2. スライドカルチャー法
    3. フィルム密着法
    4. 問題点と将来展望
  5. 実用抗菌材料とその開発動向
    1. 我が国の抗菌バルク材料の動向
    2. 抗菌性コーティング材料の動向
    3. 将来展望
  6. バイオフィルムと抗菌性
    1. バイオフィルムとは何か?
    2. バイオフィルムと抗菌性
    3. バイオフィルムと材料科学
    4. バイオフィルムの評価法
    5. バイオフィルム制御のテクノロジー
  7. 将来展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 兼松 秀行
    国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校
    名誉教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/21 デジタルを基盤としたニューモダリティー医薬品/ヘルスケアの探索・初期評価と事業性検討 オンライン
2025/2/21 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2025/2/25 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/2/25 インドの医療機器ビジネスの現状と関連法規の留意点 オンライン
2025/2/25 医療機器製造販売業における市販後安全管理活動 オンライン
2025/2/25 滅菌バリデーションの具体的な計画書・記録書・報告書の作成セミナー (医療機器) オンライン
2025/2/26 医療機器サイバーセキュリティにおける医療機器ソフトウェアの要求事項・手順書管理 オンライン
2025/2/26 抗菌剤・抗ウイルス加工剤の特徴と製品への加工方法・性能評価方法 オンライン
2025/2/26 医療機器の承認申請書作成とPMDA対応のポイント オンライン
2025/2/27 防食技術者のための金属塗装の劣化とトラブル対策技術 オンライン
2025/2/27 医療・ヘルスケア分野参入に向けた新規事業・研究開発テーマ企画応援 全2日間セミナー オンライン
2025/2/27 ポリマー表面へのタンパク質吸着制御と評価、表面設計 オンライン
2025/2/27 新規事業・研究開発テーマ企画の心得と戦略 オンライン
2025/2/27 新規事業・研究開発テーマ企画のための応用別ニーズ・課題動向 オンライン
2025/2/27 コーティングプロセスにおける界面化学とレオロジー解析 オンライン
2025/2/27 バイオフィルムの形成要因解明、解析・評価技術と形成防止・除去方法 オンライン
2025/2/27 医療機器開発のためのPMDA・学会・医師との関係構築と医工連携のポイント オンライン
2025/2/28 精密バー塗布技術の基礎・応用 東京都 会場
2025/3/3 コーティングプロセスにおける界面化学とレオロジー解析 オンライン
2025/3/3 インドの医療機器ビジネスの現状と関連法規の留意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/1/31 バイオフィルムの発生メカニズムと評価・対策
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2016/9/9 抗菌剤・抗カビ剤・抗ウイルス剤の基礎と応用
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/9/10 生理用ナプキン 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/9/10 生理用ナプキン 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)