技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化学プロセスの製造研究/工業化における事業採算性検討とスピードアップ/経済性

化学プロセスの製造研究/工業化における事業採算性検討とスピードアップ/経済性

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プロジェクト・マネジメントの基礎から解説し、研究のステージに合わせた事業採算性の検討の方法について分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2013年11月27日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 化学・石油化学、エネルギー・環境関連業界の研究企画、研究開発、生産技術開発、プラント設計の担当者
  • 製造原価・採算性の評価力及びプロジェクト管理力の強化をお考えの方

修得知識

  • プロジェクトマネジメントの概要と重要性
  • スケールアップの難しさと重要性
  • 開発ステージにマッチしたフィジビリティ検討
  • 事業採算性検討と投資意思決定の考え方

プログラム

第1部 『製造研究の観点からのスピードアップと経済性』

(2013年11月27日 10:30〜12:00)

  1. 医薬品開発における合成プロセス研究とは
  2. プロセス研究の目標
  3. スケールアップ検討における着眼点
  4. コストダウン検討
  5. 開発スピードアップに向けたプロセス研究の役割
  6. スケールアップ検討で起きるトラブルとその解決法
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 『研究開発時のコスト試算、事業性判断と意思決定~開発初期、開発中期、開発末期でどの程度フィジビリティ・スタディを行うか』

(2013年11月27日 12:50〜16:30)

 まず、コスト構成 (変動費、固定費) と原価計算、事業採算性検討 (フィジビリティ・スタディ) の目的について概説する。その後、研究開発時のコスト試算の概算について述べ、事業採算性検討の計算方法、事業採算性検討の結果から投資意思決定プロセスについて延べる。

  1. プロジェクトで業務を考える
    1. プロジェクトとオペレーションの違い
    2. プロジェクトマネジメントとは
  2. 実用化への第一歩スケールアップ
    1. 化学者の視点 (プロダクト) と化学工学者の視点 (プロセス)
    2. スケールアップの難しさ
    3. 連続プロセスとバッチプロセスのスケールアップ
    4. 実験室と実設備の違い
  3. コストは1つではない
    1. コスト構成
    2. 色々なコストの考え方
    3. 原価計算の目的
  4. 開発ステージにマッチしたコスト試算
    1. 研究段階における超概略コスト試算
    2. 開発段階における概略コスト試算
    3. 試作段階におけるコスト試算
      1. 物質収支と変動費の推算
      2. 設備投資額の概算
      3. 多品種の場合のコスト試算
  5. 事業採算性検討と投資意思決定
    1. 事業採算性検討に必要な値
    2. ディスカウント・キャッシュ・フロー法による計算
    3. リスク把握と感度分析
    4. 投資判断
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 竹安 巧
    帝人ファーマ(株) 製薬技術研究所 製薬研究部 原薬製造技術グループ 統括
  • 阪井 敦
    株式会社 KRI 環境化学プロセス研究部
    理事 / 部長

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,429円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 40,429円 (税別) / 42,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/22 反応プロセスの基礎理論と装置・操作設計、スケールアップ オンライン
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/27 医薬品品質システム実践のためのバリデーション文書/サイトマスターファイル作成時の必修事項と記載例 東京都 会場・オンライン
2024/11/27 化学プロセスにおけるスケールアップとコスト・設備投資試算・事業性判断/意思決定 オンライン
2024/11/27 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/11/28 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/28 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/11/28 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2024/11/29 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/11/29 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/4/28 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/8/2 カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ