技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

溶媒の選択と活用を最適化するために

溶媒の選択と活用を最適化するために

~基礎から応用まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、溶媒の基礎から解説し、溶媒の適切な選定、溶媒操作のポイント、環境負荷を軽減する溶媒系について詳解いたします。

開催日

  • 2013年8月26日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 溶媒を扱う技術者
    • 化学品
    • 医薬品 など

修得知識

  • 溶媒の基礎
  • 溶媒の適切な選定
  • 溶媒操作のポイント
  • 環境負荷を軽減する溶媒系

プログラム

 反応,抽出,精製,希釈など化学物質の製造や分析のあらゆる過程で溶媒が使用されている。溶媒の選択は非常に重要な問題であるにもかかわらず,必ずしも合理的な根拠に基づいて最適化されていないことが多い。
 溶媒および溶液の基本的性質を理解し溶媒効果の実例を示すことを通して,溶媒を上手に使うための指針を提供することを目的とする。
 最近のトピックとして,環境に対する付加を軽減する溶媒系 (イオン液体など) や無溶媒および減溶媒反応について述べる。

  1. 溶媒の役割
    1. 溶媒の使用
    2. 溶質・溶媒相互作用
  2. 溶媒の分類
    1. 溶媒の物性
    2. 溶媒パラメーター
  3. 混合溶媒
    1. 溶媒混合の必要性
    2. 物理的性質の変化
    3. 選択的溶媒和
  4. 溶媒効果の実例
    1. 均一系化学平衡
    2. 均一系化学反応
    3. スペクトル
  5. 理論的アプローチ
  6. 溶媒とグリーンケミストリー
    1. 環境にやさしい溶媒
    2. 溶媒量の削減・無溶媒反応
    3. 環境に優しい溶媒系
  7. 溶媒選定の指針
    1. 効率的物質変化の観点から
    2. 安全の観点から
    3. 使用スケールの観点から
    4. 法令・規制の観点から
    5. 環境負荷軽減の観点から

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 豊田 真司
    岡山理科大学 理学部 化学科
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/28 治験に関わるベンダーの要件調査と監査 オンライン
2025/3/31 GMP基礎講座 (2日間) オンライン
2025/3/31 化学原料系のコストダウン オンライン
2025/3/31 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2025/3/31 GMPが適用されないラボにおける封じ込めの基本事項と初期段階でのハザードアセスメント オンライン
2025/3/31 GDPガイドライン入門講座 オンライン
2025/3/31 医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門 オンライン
2025/4/7 化学プロセスの工業化・最適化への考え方 オンライン
2025/4/9 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/4/16 無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイントと注意点 オンライン
2025/4/23 無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイントと注意点 オンライン
2025/4/25 医薬品製造業者における原材料・供給者管理と外部委託の際の留意点 オンライン
2025/4/28 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/5/20 化学プラント 撹拌・混合装置の設計 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2016/3/25 初心者のためのPHREEQCによる反応解析入門
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)