技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

原価情報活用からの製造コストダウンとKPI評価

医薬品工場・製造原価マネジメント

原価情報活用からの製造コストダウンとKPI評価

~原価低減の進め方とKPIマネジメント活用~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、原価計算の基礎から原価情報の活用、更に原価を構成する要素ごとの原価マネジメントなど解説いたします。

開催日

  • 2013年8月26日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 医薬品工場マネジメントに関わる担当者

修得知識

  • BSCの理解と導入・実践の習得
  • 原価情報の収集と分析
  • 原価低減の目標とテーマの設定
  • 医薬品工場での原価低減の進め方
  • 原価情報のKPIマネジメントへの活用

プログラム

第1部 医薬品工場マネジメントとバランススコアーカード・戦略マップ

(2013年8月26日 10:30〜13:00)

 Key Performance Indicator (KPI) 評価 (委託先も含む)ハーバード・ビジネス・スクールのロバート・キャプラン教授により提唱されたバランススコアーカード (Balanced Score Card=BSC) は、グローバル経営のマネジメント手法としてよく知られております。BSCの導入実践経験に基づき「戦略にフォーカスした組織構築」のポイントを講演します。

  1. バランススコアーカード (BSC)
  2. BSCを導入の意味 ”Point North”
  3. 戦略マップ
  4. 戦略=顧客への価値の創造
  5. 組織を戦略に沿って整合
  6. ハッスル要因
  7. クリエイティブディスカッション&クロスチェックミーティング
  8. OPECタンデムゴール
  9. サプライヤースコアーカード
  10. BSC目標管理
  11. 「人財」育成とBSC
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 医薬品工場における原価情報の活用とコストダウン

(2013年8月26日 13:50〜16:30)

 医療費抑制策の一環として後発品使用促進が進められている。先発医薬品メーカーにおいても、売上高に占める長期収載品比率が高まってきている中、医薬品のライフサイクルを通して期待される利益を確保していくため、製造コストダウンの取り組みが必須となってきている。
 本セミナーでは、原価を構成する要素ごとに原価情報としての意味を考え、どう活用して医薬品の製造コストダウンにつなげていくか、更にKPIを活用した原価マネジメントの考え方・方向性について解説します。

  1. 医薬品工場と原価
    • 医薬品メーカーのバリューチェーン
    • なぜ原価マネジメントか
    • 医薬品工場に求められる機能
    • 医薬品工場マネジメントのフレームワーク
    • 医薬品工場の原価マネジメント
  2. 原価情報の活用
    • 原価情報の収集
    • 実際原価と標準原価
    • 標準原価設定スケジュール
    • 標準原価との差異分析
  3. 医薬品工場におけるコストダウンアプローチ
    • 原価低減テーマと目標設定
    • 原材料費のマネジメント
    • 労務費のマネジメント
    • 設備費のマネジメント
    • 経費のマネジメント
    • QCコストのマネジメント
    • KPIによる原価低減マネジメント
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 押切 茂
    ファーマケムジャパン 株式会社
    代表取締役
  • 村田 兼一
    村田兼一コンサルティング株式会社
    代表取締役

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,429円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 40,429円 (税別) / 42,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/28 Excel/Pythonを活用した製造現場の品質データ分析入門 オンライン
2026/1/28 医薬品設備建設におけるリスクを踏まえたプロジェクトマネジメントと設計のポイント オンライン
2026/1/28 医薬品製造におけるヒューマンエラー・逸脱・インシデンツ事例と未然防止策 オンライン
2026/1/28 GMP工場における 設備・機器の維持管理(保守点検)/ 設備バリデーションの実際と査察指摘事例 オンライン
2026/1/28 日米欧主要国の医療・薬価制度の概要と価格戦略のポイント オンライン
2026/1/28 製造サイトにおけるデータインテグリティの実務対応のポイント オンライン
2026/1/28 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2026/1/28 クラウドの基礎とGXPクラウド利用時のCSVアプローチ/データインテグリティ対応と供給者監査 オンライン
2026/1/29 FDA指摘2,900事例をふまえたラボと製造におけるデータインテグリティとCSV基礎から実践まで オンライン
2026/1/29 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2026/1/29 原薬GMP基礎講座 オンライン
2026/1/29 開発段階に応じた品質規格設定とValidation (特に分析法バリデーション) 実施範囲 オンライン
2026/1/29 医薬品製造のQC/QA業務に使用できるクラウドの導入とバリデーション オンライン
2026/1/29 CRO選定およびマネジメントの留意点 オンライン
2026/1/29 GMP SOP (標準作業手順書) の必要性とその動画化の効果 オンライン
2026/1/29 バイオ医薬品の品質・安定性向上を目指すタンパク質の凝集体分析と安定化戦略 オンライン
2026/1/29 臨床試験・治験におけるQuality by Designによる逸脱防止とその対処法、有効かつ速やかなIssue Managementの方法 オンライン
2026/1/30 医薬品製造におけるヒューマンエラー・逸脱・インシデンツ事例と未然防止策 オンライン
2026/1/30 原薬製造プロセスにおける開発段階・承認後に応じた変更管理と同等性確保 オンライン
2026/1/30 原薬GMP基礎講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用