技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリビニルアルコール (PVA) の構造・物性および塩ビ懸濁重合用分散剤としての作用機構と塩ビ粒子の高性能化

ポリビニルアルコール (PVA) の構造・物性および塩ビ懸濁重合用分散剤としての作用機構と塩ビ粒子の高性能化

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年7月23日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリビニルアルコールの基礎を学びたい人
  • 実際に分散剤として使用されている技術者
  • 最新の分散剤の動向を学びたい人など

修得知識

  • PVA (ポリビニルアルコール) の基礎
  • PVAの構造・物性・微細構造
  • PVAの高機能化
  • PVAの用途

プログラム

 PVAの製法、構造、基本物性を紹介。種々の変性ポリビニルアルコールの構造、物性を紹介します。
 次に塩ビ懸濁重合用分散剤として用いる場合の必要物性と得られる塩ビ粒子の物性の相関を説明します。

  1. ポリビニルアルコールの基礎
    1. 市場
    2. 製造方法
    3. 基本構造
  2. ポリビニルアルコールの微細構造と物性
    1. 微細構造
    2. 溶液物性
    3. 皮膜物性
  3. ポリビニルアルコールの高機能化
    1. 共重合変性
    2. 末端変性
    3. ブロックポリマー
    4. 高耐水性ポリビニルアルコール系樹脂「エクセバール ® 」
    5. 高機能ポリビニルアルコール系樹脂「TUSVIS ® 」
  4. 塩ビ懸濁重合用分散剤としての作用機構と塩ビ粒子の高性能化
    1. ポリビニルアルコールの分散剤としての作用機構
      • けん化度の影響
      • 重合度の影響
      • 変性の影響
    2. 得られる塩ビ懸濁重合粒子の特徴
      • 重合安定化
      • ポロシティー、かさ比重の改良
    3. 塩ビ懸濁重合粒子の高性能化
      • 高脱VCM性ポリビニルアルコール
  • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/3 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/10/3 高分子絶縁材料の基礎と劣化対策 オンライン
2024/10/3 プラスチック射出成形の基礎と成形トラブル対策技術 東京都 会場・オンライン
2024/10/3 異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと接合界面の密着性評価 オンライン
2024/10/4 プラスチック材料における劣化・破損のメカニズムと評価方法 オンライン
2024/10/4 固体高分子材料の動的粘弾性測定入門講座 オンライン
2024/10/8 車載用プラスチック部品の基礎と最新動向 愛知県 会場
2024/10/9 高分子絶縁材料の基礎と劣化対策 オンライン
2024/10/9 ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 オンライン
2024/10/9 二酸化炭素、二硫化炭素を用いた高分子合成と応用 オンライン
2024/10/10 高分子材料の劣化・変色技術の基礎と防止処方技術 オンライン
2024/10/10 ポリマー・高分子材料用の各種添加剤の種類、作用機構と選択・処方・配合設計の基礎 オンライン
2024/10/11 繊維・不織布関連企業のための破壊的イノベーションのすすめ オンライン
2024/10/11 高分子絶縁材料の劣化メカニズムと寿命評価 オンライン
2024/10/11 架橋技術入門 オンライン
2024/10/15 高速通信用低誘電損失 (低誘電率・低誘電正接) ポリイミド開発に向けた分子設計と特性制御 オンライン
2024/10/15 ブリードアウト不良の原因と対策 オンライン
2024/10/16 レオロジー測定を利用した電極スラリーの評価技術 オンライン
2024/10/16 人工皮革・合成皮革の入門講座 オンライン
2024/10/17 流動場での、高分子の結晶化挙動の基礎と成形プロセス中の結晶化解析事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用