技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品 (製剤・用法用量…) 特許取得のためのラボノートの記載方法・コツ

医薬品 (製剤・用法用量…) 特許取得のためのラボノートの記載方法・コツ

~エバーグリーン戦略を睨んだ今後のラボノートの記載をあり方とは?~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年10月26日(金) 13時00分16時30分

プログラム

 医薬発明の審査基準が09年11月に改正され用法用量が明確に特許の対象となってから、3年ほど経過し、審査結果も蓄積し、医薬特許を有効に取得するための研究開発のあり方、およびそのためのラボノートの記載方法にも注目が集まっている。他方、ラボノートの記載方法は米国実務と切っても切れない所である。そこで、時期を同じくして実務が変更された欧州実務および最高裁判決で動乱期にある米国実務も考慮しつつ、エバーグリーン戦略を睨んだ今後の研究開発戦略、ラボノートの記載をあり方を検討したい。

  1. 医薬発明の特許の基礎
    1. 医薬発明の特許実務の俯瞰
    2. 日本の実務
    3. 米国/欧州の実務
    4. ライフサイクルマネジメント (LCM) を睨んだ医薬発明の特許戦略
  2. 医薬発明の審査実務
    1. 医薬発明の審査基準について
    2. 医薬発明のクレーム
    3. 医薬発明の進歩性
    4. 医薬発明の明細書の審査 (実施可能要件/サポート要件)
  3. 製剤/用法用量の特許戦略
    1. LCMにおける製剤/用法用量の位置づけ
    2. 製剤/用法用量の審査基準
    3. 製剤/用法用量の進歩性—事例を検討する
    4. 製剤/用法用量—必要な情報、データ
  4. ラボノートの記載—効率的な製剤/用法用量の特許戦略のために
    1. ラボノートの基本
    2. デューデリジェンス
    3. ラボノートが問題となった事件
    4. まとめ
  5. 製剤/用法用量の特許戦略のための研究開発戦略/経営戦略
    1. LCMにおける製剤/用法用量の活用
    2. どのデータを収集するか
    3. データマイニングーすでにあるデータから知的財産を生み出すには
    4. 製剤/用法用量の特許戦略のための研究開発戦略/エバーグリーン化
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 馰谷 剛志 (駒谷 剛志)
    山本秀策特許事務所 特許部門 (化学・バイオ・医薬)
    リーダー / 弁理士 (侵害訴訟代理付記)

会場

東京都立産業貿易センター 浜松町館

中3階 第6会議室

東京都 港区 海岸1-7-8
東京都立産業貿易センター 浜松町館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込み1名分無料
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/4 医薬品製造現場におけるコスト削減と人材不足のためのQC/QA業務効率化 オンライン
2025/12/4 添加剤を活用するタンパク質の凝集制御と酵素の活性化 (製薬・化学・食品) オンライン
2025/12/5 医薬品製造所における逸脱対応とCAPA効率化/終結判断 オンライン
2025/12/5 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2025/12/5 DA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2025/12/5 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/12/5 医薬品事業化のために必要な開発・上市戦略 オンライン
2025/12/5 ICH Q9 (R1) : 品質リスクマネジメント改正の要点と暗黙知・知識管理の品質保証への落とし込み オンライン
2025/12/8 中小規模組織 (企業) における新人QA員養成講座 オンライン
2025/12/8 GVP情報の収集・自己点検・教育訓練における日常業務の効率化と信頼性確保 オンライン
2025/12/8 GMP省令/行政査察対応を踏まえた変更/逸脱管理と処理手順書作成 オンライン
2025/12/8 スプレッドシートのコンピュータ化システムバリデーション (CSV) とデータインテグリティ対応 オンライン
2025/12/8 製薬分野に特化した生成AIによる知的財産業務の効率化 オンライン
2025/12/9 体外診断薬・コンパニオン診断薬を巡る最近の話題、成功/失敗事例で学ぶ開発戦略、並びに今後の展望と課題 オンライン
2025/12/9 コンプライアンス違反を起こさない・繰り返さないQA・QC教育の体制構築と訓練効果の確認の手引き オンライン
2025/12/9 バイオ医薬品生産用の遺伝子組換え体細胞の構築とセルバンクの作製・管理・各種試験と承認申請への対応 オンライン
2025/12/10 記録ミスを低減するGMP製造記録の取り方・様式と不備があった場合の記録の残し方 オンライン
2025/12/10 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/12/10 日本型パテントリンケージ制度の実務と考慮した特許戦略 オンライン
2025/12/10 キメラ型タンパク質分解誘導薬 (PROTAC) の分子設計と実用化への課題 オンライン