技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

臨床投与量設定における非臨床データ活用と後期開発フェーズに向けた検討事項

臨床投与量設定における非臨床データ活用と後期開発フェーズに向けた検討事項

~初回投与試験でのガイドライン詳細と時系列に沿った考え方~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、最新のICHガイドラインについて解説し、「ヒト初回投与試験の安全性に関するガイダンス」の詳細と背景、また非臨床データの信頼性について詳解いたします。

開催日

  • 2012年2月28日(火) 11時00分 16時00分

受講対象者

  • 医薬品開発・臨床試験に関連する担当者、管理者

修得知識

  • 最新のICHガイドライン
  • 「ヒト初回投与試験の安全性に関するガイダンス」の詳細と背景
  • 非臨床データの活用と信頼性

プログラム

第1部 投与量設定におけるNOAEL/MABEL等非臨床データの活用と信頼性

(2012年2月28日 11:00~12:40)

 最新のICHガイドライン (M3 (R2) およびQ&A、S2 (R1) 、S6 (R1) ならびにS9) について解説する。
 また、S10およびM7ガイドラインの進捗状況ならびにS1ガイドライン改定に関する最新状況についても説明する。
 その後、非臨床での毒性量 (NOAEL、MABEL、STD10およびHNSTD) を用いた初回臨床投与量設定の基本的考え方について説明する。
 最後に、治験届および製造販売承認申請のための非臨床試験成績の信頼性確保について説明する。

  1. はじめに (演者の簡単な自己紹介)
  2. 非臨床安全性にかかわるICHガイドライン
  3. 最新のICHガイドラインの説明
    1. ICH M3 (R2) ガイドラインおよびQ&A
    2. ICH S2 (R1) ガイドライン
    3. ICH S6 (R1) ガイドライン
    4. ICH S9ガイドライン
    5. ICH S10ガイドラインの進捗状況
    6. ICH M7ガイドラインの進捗状況
    7. ICH S1ガイドラインの改定に関する最近の状況
  4. 非臨床安全性試験の毒性量を用いた臨床試験初回投与量の設定
    1. NOAELを用いた初回投与量の設定
    2. MABELを用いた初回投与量の設定
    3. STD10およびHNSTDを用いた抗悪性腫瘍薬の初回投与量の設定
  5. 治験届および製造販売承認申請のための非臨床試験成績の信頼性確保
    1. 治験届および製造販売承認申請に必要な非臨床試験成績
    2. 治験届および製造販売承認申請のための非臨床試験成績の信頼性確保
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 早期探索試験からPOC試験におけるベネフィット・リスク評価と用量選択・検索

(2012年2月28日 13:20~16:00)

 近年、規制当局の医薬品のベネフィット・リスクに対する、特に安全性 (リスク) 評価は非常に厳しくなりつつある。
 医薬品の開発においては、如何にベネフィット・リスクバランスの優れた用法・用量を早期の臨床試験に見出し、後期の臨床試験につなげるかが非常に重要になってくる。
 本セミナーでは、早期探索試験からPOC試験の戦略をベネフィット・リスク評価と用法用量の確立に焦点を置いて解説したい。

  1. 研究開発をめぐる話題と課題
    1. 研究開発をめぐる問題
    2. 研究開発プロセスの革新
    3. ベネフィット・リスク
  2. 探索IND試験・第I相試験とリスク評価
    1. 試験の目的
    2. リスク評価
    3. 試験のデザイン: 用量設定
  3. 第II相試験 (POC試験)
    1. 試験の目的
    2. ベネフィット・リスク評価
    3. 早期用量検索試験とファーマコメトリックス

講師

  • 甲斐 修一
    (株)シミックバイオリサーチセンター 研究支援室
    室長
  • 秦 武久
    有限会社 レギュラトリーサイエンス研究所
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/30 体外診断薬の開発・事業化戦略と期待される要素技術 オンライン
2025/4/30 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/4/30 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Bコース (実務者コース) オンライン
2025/4/30 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2025/4/30 希少疾患、がん、神経領域におけるRWD活用・審査事例および未来の次世代データの可能性 オンライン
2025/5/7 分析法バリデーション 入門講座 オンライン
2025/5/7 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像 オンライン
2025/5/7 医薬品リスク管理計画とグローバルファーマコビジランス監査の実践 (2日間) オンライン
2025/5/7 監査・査察のケーススタディをもとに学ぶ CSV・GAMP・ER/ES・DIの基礎と実践 オンライン
2025/5/7 医薬品リスク管理計画 オンライン
2025/5/7 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントとリスク対応の考え方 オンライン
2025/5/7 プロセスバリデーションセミナー (医薬品) オンライン
2025/5/8 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点と照会事項削減のポイント オンライン
2025/5/9 体外診断薬の開発・事業化戦略と期待される要素技術 オンライン
2025/5/9 医薬品開発における臨床薬理試験の計画作成と進め方 オンライン
2025/5/9 試験部門 (QC) における監査証跡とそのレビュー方法 オンライン
2025/5/9 臨床QMSを意識した治験のIssue分析とCAPAマネジメント実践的運用 オンライン
2025/5/12 生命科学・医学系指針、個人情報保護法をふまえた患者レジストリの構築とレジストリデータの利活用に関する実務事例 オンライン
2025/5/12 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/5/12 無菌医薬品の製造管理・環境管理の留意点とCCS戦略の策定 オンライン