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R to R導入への注意点・ノウハウ

R to R導入への注意点・ノウハウ

~ロール・ツー・ロール方式の有効活用法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ロールtoロールの基礎から、プロセス開発のポイントまでを網羅して解説いたします。

開催日

  • 2012年1月20日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者
    • フィルム (光学フィルム・太陽電池関連フィルム・包装など)
    • シート (発泡シートなど)
    • パイプ・ホース・チューブ
    • 土木・建材用異形押出品
    • 電池セパレータ
    • 高機能複合材料 (ナノコンポジット)
    • 機能性薄膜・フィルム
    • 食品
    • トイレタリー分野
    • 押出機 など

修得知識

  • プラスチックへの成膜技術の基礎
  • ロール to ロールの基礎
  • ロール to ロールの要素技術

プログラム

 要求される性能と耐久性を満足する枚葉での開発結果を、ロールtoロール方式に拡張する場合、単なるスケールアップだけでなくロール状のプラスチックフィルムを使用することによる装置やプロセスなど大きな課題に直面する。
 これらの課題は、実務経験の科学的分析を通して普遍的な知識として体系化することにより克服できるものと考えるが、現時点では現場のノウハウや暗黙知により行われることが多い。
 本セミナーにおいては、ロールtoロール方式による機能性フィルムの研究から生産にいたる技術開発、現場における製造管理など30数年におよぶ経験に基づく知見を整理・分析することで、本分野の課題と解決の手がかりを解説する。

  1. プラスチックへの成膜技術
    1. プラスチックへの成膜技術が拓く世界
    2. プラスチックと無機材料
    3. プラスチック基板への成膜技術~成膜法の種類と特徴・長所/短所
      1. ドライコーティング
      2. ウェットコーティング
  2. ロールtoロールの概要
    1. ロールtoロールによる成膜とは
    2. ロールtoロールのメリット、デメリット
  3. ロールtoロールプロセス開発のポイントと問題点
    1. ロールtoロールプロセスの開発のポイント
    2. 膜形成プロセスと基本パラメタ制御
    3. 大面積基板への拡張
    4. 付着力の改善
  4. ロールtoロール成膜要素技術
    1. 巾方向・流れ方向の膜厚、組成、構造の均一性制御
    2. 基板への熱流解析
    3. 成膜中のフィルム挙動,熱負け制御
  5. ロールtoロール成膜装置・製造要素技術
    1. 成膜シミュレーション技術
    2. カソードおよびターゲット設計
    3. 成膜速度の限界、コスト、収率
    4. 欠陥 (膜外観や膜無し部分) の発生対策
    5. インライン測定による検査
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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