技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、セルロースナノ繊維を高効率・大量生産の方法、ナノ複合新材料への応用について詳解いたします。
木材細胞壁は自然が作り出したナノ複合材料といわれている。細胞壁中のセルロース分子は単分子ではなく規則的に凝集し数十本集まった結晶性を有するミクロフィブリル (以下セルロースナノ繊維と称する) を形成している。
また、リグニン及びヘミセルロースと強固に結びついて三次元ネットワーク階層構造を作り出している。それ故に、木材細胞壁は酵素など生化学的あるいは強酸処理などの化学的処理に対して非常に強い分解抵抗 (recalcitrance) 性を持つ。
近年、木質バイオマスからのセルロースナノ繊維の効率的調製法及び高機能性材料への応用について研究が注目を集めている中、木材細胞壁が持つ分解抵抗をどう克服して、いかに効率よくナノ繊維を取り出せるかが研究のキーポイントになっている。
演者らは木材の組織学・化学的な理解をベースに、水熱及びオゾン処理/機械的解繊複合処理を活用して、セルロースナノ繊維を高効率・大量生産可能な方法を開発し、ナノ複合新材料へ応用する研究を行っており、その研究内容を紹介する。
また、世界で行われている天然繊維を用いた強化バイオ複合材料における世界の現状と研究動向も紹介する。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/3/25 | ナノカーボン充填による高分子系複合材料の高機能化 | オンライン | |
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2025/4/15 | 木材化学の基礎と応用 | オンライン | |
2025/4/21 | はじめてのプラスチック材料と成形法 | オンライン | |
2025/4/25 | 海洋バイオマスを利用したCO2削減・利活用の研究動向、課題と今後の展望 | オンライン | |
2025/4/25 | 高分子の構造解析手法と構造制御技術 | オンライン | |
2025/5/13 | 高分子の構造解析手法と構造制御技術 | オンライン |
発行年月 | |
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2023/9/8 | 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2023/7/14 | リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組 |
2023/3/31 | 溶融紡糸技術の基礎と高性能・高機能化および生産管理の実践 |
2023/3/31 | バイオマス材料の開発と応用 |
2022/7/15 | 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2022/6/28 | GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発 |
2022/5/31 | 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発 |
2022/5/31 | 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価 |
2021/12/24 | 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例 |
2021/7/16 | 2021年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2021/3/1 | セルロースナノファイバー最新業界レポート |
2020/9/30 | 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応 |
2020/5/22 | 2020年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2019/4/19 | 2019年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2018/11/19 | 炭素繊維・炭素繊維複合材料の未来 |
2017/3/24 | 2017年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2016/2/20 | 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016 |
2015/3/27 | 2015年版 再生可能エネルギー市場の実態と将来展望 |
2013/1/25 | 炭素繊維 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
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