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LNGの需給構造と新規供給源への期待、世界市場の展望

LNGの需給構造と新規供給源への期待、世界市場の展望

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、天然ガスの市場動向、新規供給ソース、シェールガス開発の動向について詳解いたします。

開催日

  • 2011年8月2日(火) 14時00分 16時30分

受講対象者

  • エネルギー・天然ガスに関連する経営企画担当者、マーケティング担当者

修得知識

  • 天然ガスの世界市場動向と現在の需給
  • 福島原子力発電所事故以降のガス・LNG事業環境の変化
  • 天然ガスの新規供給ソース
  • 北米に始まったシェールガス開発の動向
  • 海外メジャーの動向と日本の企業の天然ガスLNG市場における参入余地

プログラム

 ガスは地球温暖化ガス排出量が少ないなど環境に優しい特徴を持ち、化石燃料の中で最も需要が拡大すると考えられている。ユーラシア、北米、中東など、ガスの大生産地・消費地はパイプライン・ガス供給が主体である。日本・韓国など東アジア伝統市場はガス供給をLNG輸入に依存しており、中国など発展途上大市場のガス消費が増えることから、LNG需要拡大が想定されている。
 「福島」原発事故は、内外エネルギー需給に様々な影響をもたらした。長期的なエネルギー源選択の議論が起こり、ガスに対する中長期的代替需要が発生しつつある。これを受けて、非在来型LNG、洋上液化方式など新たなLNG供給源が注目されている。
 また、ガス供給に革命をもたらした北米シェールガス開発の新たな動きと、北米以外のシェールガス開発を展望する。

  1. 世界LNG市場動向と現在の需給
    1. ガスの特徴
    2. LNG需給の推移
    3. LNG市場・価格動向
    4. LNGの供給動向
  2. 「福島」後のガス・LNG事業環境の変化
    1. 各市場で異なるエネルギー選択
    2. ガスに向かう代替エネルギー需要とその対処
    3. 物流、輸入コスト
    4. 政策動向
  3. 期待が高まる新規LNG供給ソース
    1. 非在来型LNG : 豪州のCBM、北米のシェールガス
    2. 洋上液化方式 (Floating LNG)
    3. 東アフリカのLNG事業ポテンシャル
  4. 北米に始まったシェールガス開発の動向
    1. 日本企業も注目する北米のシェールガス開発
    2. シェールガス開発→タイトオイル開発への動き
    3. 北米以外のシェールガス開発展望 (ロシア・東アジア…)
  5. 海外メジャーの動向と日本の企業の天然ガスLNG市場における参入余地
  6. LNG利用の実際と展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 坂本 茂樹
    JX日鉱日石リサーチ(株) エネルギー経済調査部

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,476円 (税別) / 32,000円 (税込)
複数名
: 23,476円 (税別) / 24,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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