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高温排ガスにおけるCO2分離膜の材料選択と構造制御による高機能化

150度以上の高熱に対応する膜作製技術を習得する

高温排ガスにおけるCO2分離膜の材料選択と構造制御による高機能化

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、工場排ガスや火力発電所などにおけるCO2分離回収・貯蔵について、膜材料と構造などの基礎から解説し、膜による分離方式、150度以上の高熱に対応する膜作製技術について詳解いたします。

開催日

  • 2011年6月30日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 二酸化炭素分離回収に関連する技術者
    • 気体分離膜の製造・開発・評価
    • 膜分離システムの製造・開発・評価
  • 二酸化炭素の回収が求められている業種の技術者・管理者
    • 工場の排ガス
    • 火力発電所 など

修得知識

  • CO 2 分離回収・貯蔵のシステム技術の基礎
  • 膜分離技術の基礎
  • 有機高分子膜・無機膜による分子ふるい

プログラム

 気候変動への対応と低炭素社会の実現は、我が国が取り組むべき喫緊の重要課題である。
 本講座では、工場排ガスや火力発電所などにおけるCO2分離回収・貯蔵のシステムの概要と開発状況について述べ、排ガス分離を対象としたCO2分離膜の材料選択と構造制御技術、CO2膜分離システムの開発の現状について解説する。
 特に、耐熱・耐圧化で課題の残る「排ガスからのCO2膜分離回収」における高性能なCO2分離膜/膜分離システムの開発は温室効果ガスの排出削減に寄与するのみならず、世界規模の新市場の出現につながり、我が国の資源・エネルギー制約の克服と、新たな産業の創成、雇用の創出を可能とする「グリーンイノベーション」の先導として期待されている。

  • 1. CO 2 分離回収・貯蔵のシステム技術概要と開発状況
  • 2. 膜分離技術の特徴
  • 3. CO 2 の膜による分離について
  • 4. 有機高分子膜における新しい展開と無機膜による分子ふるい
  • 5. 促進輸送と液膜の進歩
  • 6. まとめ
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 喜多 英敏
    山口大学 大学院 理工学研究科 環境共生系専攻
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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