技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

薬物動態特性の改善を目指した化学修飾法およびLCMS分析法の秘策

薬物動態特性の改善を目指した化学修飾法およびLCMS分析法の秘策

~LC/MSの化学修飾提案への革命的活用法公開~
東京都 開催 会場 開催 デモ付き

概要

本セミナーでは、薬物動態解析・LC/MS分析の基礎・ポイントから解説し、化学修飾の提案の実演を交えて、動態研究から開発候補品を提案できるスキルを身に付けていただきます。

開催日

  • 2011年6月27日(月) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • ADMEの改善を目指した化学修飾法の理論を知りたい方
  • LC/MS分析の担当者
  • 理論は理解できるが、実際に何をどう使ったらよいかわからない方
  • 実際のプロジェクトで課題を抱えている方

修得知識

  • 従来のLC/MS分析法の落とし穴
  • 新しいLC/MS分析法の基礎
  • 薬物動態解析の基礎
  • 化学修飾による化合物の特性改善法

プログラム

 「どうしたら薬物動態特性が改善できるか?」を構造式レベルで提案できることがプロジェクトの推進に必須です。日常の薬物動態スクリーニングに汎用されるLCMS分析も通常方法では、薬物動態特性の改善提案には程遠いものです。
 本セミナーでは、このLCMS分析に関し、動態特性改善のための化学修飾法に直結する画期的な分析法を公開・提案します。
 もちろん、Excel等を用いた動態特性や毒性を改善する化学構造に対する修飾法の提案、さらには、近年の当局の動向やライフサイクルマネジメントを意識した動態研究から開発候補品を提案できる実力と目を養う講座とする充実のセミナーにしたいと思います。

  1. はじめに
    • 変化する医薬品研究環境。製剤・薬物動態に関する話題
  2. 化学修飾の提案を意識したLCMS分析法
    1. 通常のLCMS濃度測定分析では薬物動態特性に対する改善提案はできない
    2. 開発候補品を見逃す従来のLCMS分析 – 気付かないLCMS分析の落とし穴
    3. 化学修飾の提案、研究効率化に直結する新しいLCMS分析法
    4. 事例紹介
  3. 薬物動態特性の改善
    1. 基礎理論
      1. 定量的な薬物動態解析法
      2. 汎用されるパラメータの解説とそれらの持つ意義
    2. 吸収、分布に問題のある化合物の化学修飾による改善法
      1. 吸収されにくい化学構造はあるのか?
      2. Caco-2, MDCKなどの予測 (最適構造の提案)
      3. タンパク結合しやすい化学構造はあるのか?
        ※化学修飾の提案の実演
        (Excelなど研究者に汎用されるソフトウェアを用いて)
    3. 薬物代謝、排泄、CNS移行性に問題のある化合物の化学修飾による改善法
      1. CYP阻害作用、誘導作用、代謝されやすい化学構造はあるのか?
      2. 薬物代謝に問題を回避するための化学修飾とは?
        ※CYP結晶構造を基にした化学修飾のための解析法、実演
  4. おわりに
    • 開発中止率 (Attrition) の改善に向けて動態研究から開発候補品を提案できる実力と目を養う。
  5. 質疑応答・名刺交換

主催者より

 本セミナーでは、ご好評いただいた先のセミナー「薬物動態特性の改善を目指した化合物の化学修飾法」の具体的な実践方法はもちろん、LCMS質量分析法の活用で、新しい化学修飾の方向性を見出せる革命的な方法を初めて開示していただけることとなりました。
 無料のデータツールやエクセルなどを講義の場で“実演“しながら解説する現場志向の講座です。
 ADMEの改善を目指した化学修飾法の理論を知りたい方、LC/MS分析のご担当者、理論は理解できても実際に何をどう使って行ったらよいか分からない方、実際のプロジェクトでお困りの方にも朗報と拝察します。

講師

  • 嶋田 薫
    ラクオリア創薬 株式会社
    研究開発エグゼクティブ・ディレクター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 賞味期限設定のためのアレニウス式を用いた加速試験のポイント オンライン
2024/4/22 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2024/4/22 品質管理の基礎 (1) オンライン
2024/4/23 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2024/4/26 ExcelとPythonによる多変量解析 超入門 オンライン
2024/4/26 ヒトにおける薬物動態予測 (2日コース) オンライン
2024/4/26 ヒトにおける薬物動態予測 (2) in vitroデータとPBPKモデルからの予測 オンライン
2024/4/26 「統計的品質管理」総合コース2023 オンライン
2024/4/26 データサイエンスの基礎 オンライン
2024/4/26 安定性試験の評価と有効期間の設定 オンライン
2024/4/26 サンプリング試験 (ロットの合否判定方法) への応用 オンライン
2024/4/26 プロセスバリデーションと年次照査 (APR) への応用 オンライン
2024/4/26 品質管理の基礎 (2) オンライン
2024/4/26 シリカナノ粒子の合成と化学修飾による高機能化 オンライン
2024/4/26 分析法バリデーションへの応用 オンライン
2024/4/26 Quality by Designのための実験計画法 オンライン
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/8 実験計画法・ベイズ最適化を用いた効率的な実験デザイン オンライン
2024/5/8 品質管理の基礎 (3) オンライン
2024/5/9 実験計画法における解析のコツとデータのまとめ方 東京都 会場