技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

社内監査の手引き

コンピューターシステムバリデーション・厚労省ER/ES指針・21 CFR Part 11

社内監査の手引き

社内監査の手引きの画像

概要

本書では、製薬会社・医療機器会社におけるシステム監査の実施方法や、コンピュータバリデーション担当者の要件・育成方法などについて解説いたします。

ご案内

最近は多くの製薬会社・医療機器会社においてCSV実施や日本版ER/ES指針、21 CFR Part 11対応が積極的に行われるようになってきた。
しかしながら信頼性保証部門における、コンピュータバリデーション担当者の育成が遅れており、作成された文書の監査が十分に実施されていないのが現状である。
監査部門には「コンピュータバリデーション」に関する専門家が不在で、文書や記録の監査も「てにおは」の修正しか出来ていないケースを多く見かける。
本書では、システム監査の実施方法や、コンピュータバリデーション担当者の要件・育成方法などについて解説する。

目次

  • 1. コンピュータ化システムバリデーション (CSV) とは
    • 1.1. バリデーションとは
    • 1.2. コンピュータ化システムとは
    • 1.3. 新しいCSVの概念
  • 2. 品質保証の考え方
    • 2.1. 品質とは
    • 2.2. 品質管理とは
    • 2.3. 品質保証とは
    • 2.4. ISO-9001の認証と規制当局の査察の違い
  • 3.QMS の確立
    • 3.1. Policy
    • 3.2. R&R
    • 3.3. Rule
    • 3.4. SOPs
    • 3.5. WPD
  • 4. 品質保証部門のあり方
    • 4.1. CVQA
    • 4.2. 文書の適合性と記録の妥当性の確認
    • 4.3. CSV成果物の監査
    • 4.4. 定期的なシステムの監査
  • 5. 監査実施手順概要
    • 5.1. 監査計画書の作成
    • 5.2. 監査報告書の作成
  • 6. CSV 監査の要点
  • 7. ユーザ要求仕様書に関する監査の要点
  • 8. リスクマネジメントに関する監査の要点
    • 8.1. リスク評価報告書に関する監査の要点
  • 9. 計画書と報告書に関する監査の要点
    • 9.1. バリデーション計画書に関する監査の要点
    • 9.2. バリデーション報告書に関する監査の要点
    • 9.3. パッケージ選定に関する監査の要点
    • 9.4. サプライヤオーディット計画書に関する監査の要点
    • 9.5. サプライヤオーディット報告書に関する監査の要点
  • 10. 仕様書に関する監査の要点
    • 10.1. トレーサビリティマトリックスに関する監査の要点
    • 10.2. 機能仕様書に関する監査の要点
    • 10.3. 設計仕様書に関する監査の要点
  • 11. テストに関する監査の要点
    • 11.1. テスト計画書に関する監査の観点
    • 11.2. テストスクリプトに関する監査の観点
    • 11.3. テストデータに関する監査の観点
    • 11.4. テストログに関する監査の観点
    • 11.5. テスト報告書に関する監査の観点
  • 12. 変更管理と障害管理に関する監査の要点
    • 12.1. 変更管理に関する監査の要点
    • 12.2. 障害管理に関する監査の要点
  • 13. システム運用に関する監査の要点
    • 13.1. サービスレベルアグリーメントに関する監査の要点
    • 13.2. 災害対策計画書に関する監査の要点
  • 14. 電子記録に関する監査の要点
    • 14.1. 電子記録に関する監査の要点
    • 14.2. ハイブリッドシステムに関する監査の要点
    • 14.3. 教育訓練に関する監査の要点

執筆者

村山 浩一

株式会社 イーコンプライアンス

代表取締役

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判 並製本 104ページ

ISBNコード

ISBN978-4-904512-04-3

発行年月

2009年2月

販売元

tech-seminar.jp

価格

9,524円 (税別) / 10,476円 (税込)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/8 医薬品開発における中国薬事規制・申請資料作成の留意点 オンライン
2024/7/8 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品コース オンライン
2024/7/8 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2024/7/9 医薬品市場予測・マーケティング 基礎と応用 オンライン
2024/7/9 医薬品におけるサンプリングの基礎知識と全梱同一性確認への対応 オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2024/7/9 米国での現状と展望をふまえた吸入剤/点鼻・経鼻剤の開発と評価 東京都 会場
2024/7/9 吸入剤における薬物動態と薬効:前臨床評価と臨床へのトランスレーション 東京都 会場
2024/7/9 変更管理・逸脱管理コース (2日間) オンライン
2024/7/9 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/7/9 再生医療等製品における承認審査・申請資料作成/条件及び期限付承認の場合の留意点 オンライン
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/9 点鼻・経鼻剤の開発と評価:米国での現状と展望 東京都 会場
2024/7/10 再生医療等製品における事業性評価の進め方と注意点 オンライン
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン
2024/7/10 製薬関連企業とアカデミアにおける共同研究実務およびトラブル防止策 オンライン
2024/7/10 PIC/S GMP Annex1を踏まえた滅菌製品・無菌医薬品の微生物試験とバリデーションのポイント オンライン
2024/7/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/7/11 GVP基礎講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/8/20 コンピュータバリデーション
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2008/10/23 実践ベンダーオーディット実施の手引き
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書