技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
抗体医薬品が、いま正に世界中で急増する重要な医薬品需要に対応し、かけがえのない人命を救っている。抗体医薬品の研究開発のエコシステムは、COVID-19をはじめとする世界的な感染症の拡大に対し、迅速に連携し協働している。もちろん、抗体医薬品がカバーしている対象は、感染症のみに限られたものではない。がんやアルツハイマー病といった、ヒトの免疫に関わる様々な難治疾患がターゲットになる。
抗体医薬品の製造と流通は、もっぱらグローバルなサプライチェーンネットワークに強く依存しているが、ひとたびパンデミックが発生すると、需給バランスが取れなくなってサプライチェーンが崩壊し、深刻な社会問題を引き起こすことにもつながりかねない。そのため、グローバルなネットワークを頑健にするという観点ももちろん重要なことではあるが、例えば、国内生産の比率を戦略的に増やすことによって、グローバルの変動リスクを事前に回避するといった経営的な判断も押さえておくべきポイントと考えられる。特に、本書の柱の部分に相当する製造に着目すると、高品質な細胞株の構築が必需である一方、不確定性や不均一性など、従来の化学合成と比べると製造そのものが不安定であることから、よりノウハウを蓄積しているCMO (医薬品製造受託機関) やCDMO (医薬品製造開発受託機関) を積極的に活用しようとする動きが見られる。
当該レポートでは、第1章「抗体医薬品の製造基礎」、第2章「抗体医薬品の基盤技術開発」と題して、各界の専門の先生がたの執筆を仰ぐことによって製造技術の動向を紹介している。さらに、第3章「抗体医薬品の市場動向」では、次世代のバイオエコノミーの柱のひとつとして注目される抗体医薬の製造および関連市場に関しても論じている。
なお、本書の刊行にあたっては、当該分野全般への知見の豊富な大政健史先生 (大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻教授) に監修をお願いしています。当書籍が、抗体医薬の製造関係者のみならず、研究開発・市場開発に関心を持つ多くの方々にとって業務を考えていくうえでの一助となれば幸いです。
~ 高度化するバイオ医薬品製造 ~
大政 健史
堀内 貴之
森 ゆうこ
本田 真也
城 慎二, 鳥巣 哲生, 内山 進
鬼塚 正義
須澤 敏行
山本 修一
生田目 哲志
松田 博行
上根 祐
岡村 元義
田中 大祐
立花浩司
立花 浩司
シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/12/13 | バイオ医薬品の薬物動態学 | オンライン | |
2024/12/13 | 造粒・打錠工程の基礎知識およびスケールアップ方法・トラブル対応 | オンライン | |
2024/12/16 | 製薬用水の製造法・品質管理・バリデーション方法の基礎、査察事例を踏まえた考察 | オンライン | |
2024/12/16 | 試験検査室管理におけるOOS/OOT対応とサンプリング実施のポイント | オンライン | |
2024/12/16 | 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 | オンライン | |
2024/12/16 | ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント | オンライン | |
2024/12/17 | 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント | オンライン | |
2024/12/17 | デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 | オンライン | |
2024/12/17 | 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 | オンライン | |
2024/12/17 | 動物細胞におけるバイオリアクターの装置・操作設計/スケールアップと大量培養における注意点 | オンライン | |
2024/12/17 | LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 | オンライン | |
2024/12/17 | GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 | オンライン | |
2024/12/17 | 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 | オンライン | |
2024/12/17 | 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 | オンライン | |
2024/12/17 | PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか | オンライン | |
2024/12/17 | 抗体の基本構造と糖鎖修飾を利用した均一ADCの合成 | オンライン | |
2024/12/17 | 再生医療等製品の製造現場におけるGCTP適合性調査対策のポイント | オンライン | |
2024/12/18 | GMP省令改正に対応した供給者管理の留意点 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/12/18 | SDS・ラベル超基礎講座 | オンライン | |
2024/12/18 | 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/3/22 | GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版) |
2024/3/22 | GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 |
2024/1/31 | 不純物の分析法と化学物質の取り扱い |
2023/12/20 | 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版) |
2023/12/20 | 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 |
2023/11/30 | 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ |
2023/11/29 | 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版) |
2023/11/29 | 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - |
2023/8/31 | ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物 |
2023/5/26 | グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版) |
2023/5/26 | グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 |
2023/2/28 | mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用 |
2023/2/26 | 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発 |
2023/1/31 | 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化 |
2023/1/31 | 超入門 改正GMP省令セミナー |
2022/12/9 | データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版) |
2022/12/9 | データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 |
2022/10/26 | バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 |
2022/10/26 | バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版) |
2022/7/29 | ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ |