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電子実験ノート・ラボノートを活用したデータ収集、一元管理の進め方

電子実験ノート・ラボノートを活用したデータ収集、一元管理の進め方

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、研究・実験データの共有・データ蓄積方法、電子実験ノートの種類・特徴、データ共有基盤のメリット/デメリット、データ蓄積での注意すべき点、蓄積されたデータ分析の注意点、データ蓄積を行うための意識改革、研究・実験データの共有、利活用を促進の体制・条件について、豊富な経験と研究に基づき、実践的に分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2026年6月26日(金) 10時00分17時00分

受講対象者

  • データ管理で課題を抱えている方
  • 自社及び他の一般的なR&D部門のデータ管理、利用、活用状況を知りたい方
  • R&D部門のデータに対して、AIを活用したい、させたいと考えられている方
  • R&D部門のデータの利用、活用を推進することのメリットを具体的に知りたい方

修得知識

  • 研究・実験データの共有、利活用状況を改善するためのデータ蓄積方法
  • 電子実験ノートの種類とその特徴
  • 電子実験ノートを含む様々なデータ共有基盤のメリット、デメリット
  • データ探査、分析を意識したデータ蓄積での注意すべき点
  • 蓄積されたデータを使ってデータ分析を行う時の注意すべき点
  • データ探査、分析を意識したデータ蓄積を行うための意識改革
  • 研究・実験データの共有、利活用を促進するためのシステムと体制の条件

プログラム

第1部 研究DX推進への電子ラボノート導入と実装の進め方

(2026年6月26日 10:00〜11:30)

 研究DXの中核的インフラとして電子ラボノートが位置付けられつつある一方、その導入と定着には、技術面のみならず運用・文化面の双方からのアプローチが必要となる。
 本講演では、奈良先端科学技術大学院大学における電子ラボノートの全学展開へ向けたアクションを具体的に紹介する。さらに、APIを活用したデータ利活用、共用実験装置および自動実験プラットフォームとの統合事例を通じて、研究データ基盤がもたらす価値と実装の道筋を共有し、明日から取り組めるヒントを提供する。

  1. はじめに
  2. 研究DXにおける電子ラボノートの位置付け
    1. 世界の動向とFAIR原則
    2. 目指すデータフロー
    3. 実験における人間とAIの関係性
  3. 電子ラボノート導入に向けた取組み
    1. 電子ラボノートの導入ハードル
    2. 電子ラボノートの選定基準
    3. 導入に向けたアクション (スモールスタートから全学展開まで)
    4. 垣根を超えた運用体制とアウトリーチ活動
  4. 電子ラボノートの実装・活用
    1. 機械学習に適したテンプレート作成
    2. APIを活用したデータ抽出とQRコードによるサンプル管理
    3. 共用実験装置との統合事例
    4. 自動実験プラットフォームとの統合事例
  5. データ収集のための文化形成
    1. フレームワーク思考と探求思考の組合せ
    2. オープンマインドツールによるコミュニケーションの見える化
  6. おわりに
    • 質疑応答

第2部 電子実験ノートと生成AIの連携によるデータ収集と一元管理の進め方

(2026年6月26日 12:10〜13:40)

 本講演では、電子実験ノート (ELN) を活用した研究データの収集・一元管理の実践方法について解説する。紙ノート運用の課題を踏まえ、再現性・共有性・検索性を高めるための設計指針を提示する。特に、商用サービスに依存しない自前構築型ELNの利点に着目し、サーバー構築から運用設計までを含めた実践的な導入方法を紹介する。さらに、導入効果の定量評価や、生成AI・認証基盤との連携を通じた拡張的なデータ活用についても議論する。

  1. ELN導入の目的と設計思想
  2. 商用ELNと自前構築型ELNの比較
  3. 自前構築が有効な理由
    • 柔軟性
    • 拡張性
    • コスト
  4. ELNに必要なシステム構成の全体像
  5. サーバー構築の基本
    • オンプレミス
    • クラウド
  6. Docker等を用いた環境構築の実践例
  7. バックアップ・冗長化戦略
  8. セキュリティ設計とアクセス管理
  9. SAML認証によるシングルサインオン
  10. 実験データの構造化とテンプレート設計
  11. 検索性を高めるメタデータ設計
  12. 研究現場への導入と定着の課題
  13. 生成AIとの連携によるデータ活用
  14. 実験ノート活用による業務削減の具体例
  15. ELN構築に必要な技術知識と学習方法
    • 質疑応答

第3部 多機能電子実験ノートによるラボのデータ収集と一元管理のポイント

(2026年6月26日 13:50〜15:20)

 研究開発現場では、実験データが個人やツールごとに分散し、十分な活用が進まないケースが多く見られます。
 本講演では、一般的な電子実験ノート (ELN) によるデータ記録のデジタル化に加え、情報統合を志向した多機能型電子実験ノートの活用により、データ収集から一元管理、共有・再利用までを効率的に実現するアプローチを解説します。研究データの可視化と利活用を通じた生産性向上のポイントをご紹介します。

  1. 研究開発におけるデータ分散・属人化の課題
  2. 紙ノート・Excel管理の限界とリスク
  3. 電子実験ノート (ELN) の基本機能と役割
  4. 実験記録のデジタル化による業務変革
  5. 一般的なELNの適用範囲と限界
  6. データ収集プロセスの標準化の重要性
  7. メタデータ付与による検索性向上
  8. トレーサビリティ確保とコンプライアンス対応
  9. データの蓄積から活用への転換
  10. 情報統合を志向した多機能型電子実験ノートとは
  11. ELNを超えたデータ統合・管理の考え方
  12. 分析機器・外部システムとの連携による自動データ収集
  13. 異種データの統合管理
    • 構造化
    • 非構造化
  14. 部門横断でのデータ共有とナレッジ活用
  15. データガバナンスとアクセス制御
  16. データ品質向上と再現性確保
  17. 導入ステップと定着化のポイント
  18. 業界別活用の方向性
    • 医薬
    • 食品
    • 化学など
  19. データドリブン研究開発への進化
    • 質疑応答

第4部 電子実験ノートを活用したデータ収集、一元管理の進め方

(2026年6月26日 15:30〜17:00)

 IoTやAIの普及により、製造工程以降のデータ利活用は急激に進展しています。一方、公的研究機関であれ、民間企業であれ、R&D部門では、効果的なデータの利活用がほとんど進んでいないのが実態です。
 本講演では、R&D部門のこれら問題を改善するために電子実験ノートがどのように役に立つのか?また、その限界に関して話をさせていただきます。更に、電子実験ノートを導入する際に各個人に必要な意識改革や会社としての体制づくり等に関して、説明させていただきます。

  1. はじめに
    • 講演者のR&D実績とデータ共有の取り組みについて
  2. R&D部門のデータ共有の実情
  3. 電子実験ノー トでデータ共有状況の何が改善し、何が改善しないか?
    1. 電子実験ノートのメリット、デメリット及び選択基準
    2. 電子実験ノートで改善できない部分はどうすべきなのか?
    3. R&D部門の蓄積データの特徴
    4. R&D部門の蓄積データの活用方法
  4. 電子実験ノート等データ共有基盤を導入、運用する場合の注意点
    1. データ共有基盤導入時に陥りがちな落とし穴とそれを防ぐ方策
    2. データ共有基盤運用後に陥りがちな落とし穴とそれを防ぐ方策
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 高須賀 聖五
    奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 物質創成科学領域
    助教
  • 村西 和佳
    東京農工大学 大学院 工学研究院 応用化学専攻 村岡研究室
    特任助教
  • 麻見 安雄
    株式会社 横河電機 ライフ事業本部 営業ソリューションセンター
    OpreX&IT推進統括
  • 上島 豊
    株式会社キャトルアイ・サイエンス
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 220,000円(税別) / 242,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 250,000円(税別) / 275,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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