技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子架橋・分解反応の基礎とその応用展開

高分子の基礎物性から架橋・分解反応、またフォトレジストやハードコート材料創製へのヒントまで!

高分子架橋・分解反応の基礎とその応用展開

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年11月30日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 高分子の架橋・分解反応に関心のある技術者・研究者・担当部門

修得知識

  • 高分子の基礎
  • 熱架橋・熱分解反応の基礎
  • 有機光化学の基礎
  • 光架橋・分解反応の基礎と応用

プログラム

 高分子架橋反応は高分子を利用する成形品 (プラスチック、ゴム弾性体) 、フイルム、塗料、接着剤など製品の力学物性、耐熱性、耐溶剤性、あるいは密着性などの向上に役立つことから実用的には広く利用されている。しかし、大学の講義では時間の関係ここまで履修することはできない。同様に、高分子分解反応はこれまで高分子材料の劣化の観点から重要であるが、最近ではポリマーのリサイクルあるは生分解性高分子などの実用的な立場で検討されている。
 しかし、最近では架橋と分解を可逆的に行わせる高分子材料も開発されており、架橋と分解反応を積極的に利用しようとする段階にきている。
 本講では高分子の基礎物性を理解する立場から架橋および分解の基礎反応を解説するとともに、架橋と分解基礎反応が応用面でどのように活用されているについて紹介する。さらに、光酸・塩基発生剤、フォトレジスト、UV硬化、ナノインプリント、自己修復材料、リワーク型高分子など、現在、話題となっているテーマについても原理と実用性について紹介する。

  1. はじめに 高分子架橋および分解反応の意義
  2. 高分子の基礎物性
    1. 高分子の分子量と物性の発現
    2. 高分子の分子間力と物性
    3. 結晶性高分子と無定形高分子 (融点およびガラス転移温度)
    4. 架橋と高分子物性
    5. 高分子の基礎物性とその応用 (繊維、プラスチック、ゴム弾性体、塗料、フイルム)
  3. 熱架橋・熱分解反応の基礎
    1. 熱架橋反応
      1. イソシアナート基
      2. エポキシ基
      3. 二重結合
      4. アミノ基
      5. ケイ素化合物 (シラノール基、アルコキシシリル基など)
      6. 水系および粉体系架橋反応
    2. 熱分解反応
      1. 高分子の構造と熱分解
      2. 熱酸化分解
      3. プラスチックリサイクルと生分解性プラスチック
    3. 可逆的架橋・分解反応:自己修復型高分子
  4. 有機光化学の基礎
    1. 光の特徴と光源
    2. 光の吸収と量子収率
    3. 基底状態と励起状態
    4. 蛍光とりん光
    5. ケトンの光反応
    6. エネルギー移動
  5. 光架橋・分解反応の基礎と応用
    1. 光架橋・分解反応の基礎
    2. 光架橋・分解反応の応用:フォトレジスト
    3. UV硬化 (表面加工技術、ナノインプリント)
    4. リワーク型ポリマー
  6. おわりに:これからの架橋と分解反応

  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/3/30 バイオブタジエン製造プロセスの開発とLCAを用いたタイヤのカーボンフットプリント評価 オンライン
2026/3/30 ゾル-ゲル法の基礎と応用 オンライン
2026/3/30 プラスチックの疲労破壊と耐久性評価技術 オンライン
2026/3/31 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2026/3/31 三酸化アンチモン代替難燃技術 オンライン
2026/4/3 ラジカル重合の基礎と狙った物性を引き出す設計・制御の実践的アプローチ オンライン
2026/4/3 UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法 オンライン
2026/4/6 高屈折率ポリマーの合成、物性評価と応用展開 オンライン
2026/4/6 ラジカル重合の基礎と狙った物性を引き出す設計・制御の実践的アプローチ オンライン
2026/4/6 UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法 オンライン
2026/4/8 高速・高周波基板向け低誘電樹脂材料の設計と技術開発動向 オンライン
2026/4/8 高分子材料の分析・物性試験における注意点・誤解しやすい点 オンライン
2026/4/8 光酸発生剤の種類、選び方、使い方 オンライン
2026/4/8 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2026/4/9 プラスチックの強度・破壊特性と製品の強度設計および割れトラブル原因究明と対策技術 オンライン
2026/4/9 加硫剤、加硫促進剤の使い方とスコーチ・ブルーム・分散性 オンライン
2026/4/9 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2026/4/9 ポリウレタンの原料・反応・物性制御とフォーム・塗料・複合材料分野での新技術 オンライン
2026/4/9 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2026/4/10 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発