技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品用粉体の基礎特性と表面処理・規制対応・安全性の向上

化粧品用粉体の基礎特性と表面処理・規制対応・安全性の向上

~粉体表面の性質と分散、触媒活性の評価、機能性ナノコーティング技術 / 海外規制 (PFAS・ナノマテリアル・シリコーン等) への対応と安全・高品質設計~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、粉体表面の基本性質、化粧品に用いられる粉体、化粧品分野における表面処理、機能性ナノコーティング、化粧品の海外法規の影響などについて解説いたします。

配信期間

  • 2026年3月6日(金) 13時00分2026年3月19日(木) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年3月6日(金) 13時00分

受講対象者

  • メーキャップ、サンスクリーンなど粉体が配合されている化粧品を扱っている方
  • 化粧品の製造・研究に携わっている技術者・研究者
  • 化粧品用粉体原料を扱っている企業の技術者・研究者

修得知識

  • 粉体の基礎特性 (粒径・形状・表面性質) から分散・濡れ・表面張力
  • 触媒活性 (固体酸・塩基) による品質劣化やトラブルの原因
  • メーキャップ・サンスクリーン・スキンケアなど“用途別”粉体の特徴
  • 金属酸化物処理・シリコーン処理など、化粧品向け粉体の表面処理技術
  • 機能性ナノコーティング (PMS、基幹膜・付帯基の応用) の最新情報
  • PFAS、マイクロプラスチック、ナノマテリアル規制など海外法規の影響
  • 粉体が関与するトラブルの予防・改善に役立つ視点

プログラム

 化粧品には様々な粉体が配合されている。主にはメーキャップに用いられる顔料であるが、紫外線散乱剤や悪臭吸着剤などがある。 これらの粉体を化粧品の系に均一に入れるには粉体の分散を考えなくてはならない。粉体の分散は粉体の液体への濡れが重要で、粉体の表面性質の把握が必要である。粉体はバルクの性質に加えて粉の性質と表面の性質があるために、とても扱い難いものである。特に粉体表面の触媒活性はさほど強い活性がなくても香料や油脂など共存する成分に影響を与え、製品の品質を劣化させる場合があり、その対策として表面処理がなされる場合がある。また、配合されている粉体に表面処理を行って機能性を付与することも様々な製品で行われている。
 本講では粉体表面の基本性質、化粧品に用いられる粉体、化粧品分野における表面処理、機能性ナノコーティング、化粧品の海外法規の影響などについて述べる。

  1. はじめに
  2. 粉体の基本的性質
    1. 粉体の粒子的性質
      • 粒子の大きさ
      • 粒子の形
    2. 粉体の表面の性質と分散
      • 表面積、細孔分布
      • 濡れ、表面張力
      • 表面水酸基電荷、等電点、
      • 粉体の分散
    3. 粉体の触媒活性
      • 固体酸、固体塩基
      • 指示薬法を用いた固体酸・塩基の評価法
      • モデル反応を利用した固体酸・塩基の評価法
      • 油脂の酸化
      • 光触媒
  3. 化粧品に用いられる粉体
    1. メーキャップに使われる粉体
      • 体質顔料
      • 有色顔料
      • パール顔料
      • 光学粉体
    2. サンスクリーンに使われる粉体
      • 紫外線散乱剤
    3. 悪臭防止に使われる粉体
      • 悪臭吸着粉体
    4. スキンケアに使われる粉体
      • スキンケア粉体
  4. 化粧品用粉体の表面処理
    1. 金属酸化物処理
    2. 油脂・金属石鹸処理
    3. シリコーン処理
    4. その他の処理
  5. 機能性ナノコーティング
    1. 環状シロキサンによるポリメチルシロキサン (PMS) ナノコーティング
      • PMSナノコーティング粉体のキャラクタリゼーション
      • PMSナノ薄膜の生成機構と特性
      • PMS粉体の酸化および結晶転移抑制
    2. コーティング膜へのペンダント基の付加と応用
      • アルキル基の付加
      • アルコール性水酸基の付加
  6. 未来への展望
    1. 生物に学ぶ
      • カメレオンの色変化
    2. 新しい光原理
      • メタマテリアル
    3. 化粧品規制
      • フッ素関連
      • マイクロプラスチック
      • ナノマテリアル
      • 環状シリコーン
    • 質疑応答

講師

  • 福井 寛
    福井技術士事務所
    代表 / 技術士 (化学部門)

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年3月6日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/26 化粧品・医薬部外品のGMP監査・CAPAの実践からQuality Cultureの構築まで オンライン
2026/2/26 塗料用添加剤の基礎と使い方・選定のポイント オンライン
2026/2/27 導電性カーボンブラックの使用テクニック オンライン
2026/2/27 シラノール基の反応と応用、評価 オンライン
2026/2/27 銅ナノインクの特長と実用化への検討動向 オンライン
2026/2/27 塗料用添加剤の基礎と使い方・選定のポイント オンライン
2026/3/2 導電性カーボンブラックの使用テクニック オンライン
2026/3/3 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2026/3/4 塗料・塗装・塗膜の基礎 (含:ライン工程) と塗膜製品の欠陥 (発生メカニズムと対策) 東京都 会場
2026/3/5 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2026/3/5 化粧品の微生物制御方法と防腐処方設計のポイントと考え方 オンライン
2026/3/5 水素バリア材料の開発と評価 オンライン
2026/3/5 品質保証業務でのAI導入の基礎と効率的な活用法・トラブル対策 オンライン
2026/3/6 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2026/3/6 測定・評価技術から取り組む薄膜の剥離・密着性の改善と制御 オンライン
2026/3/6 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2026/3/6 高剪断成形加工技術の原理・新材料創製・量産化 オンライン
2026/3/6 マイクロ波加熱のメカニズムと導入・利用時の注意点、安全対策 オンライン
2026/3/9 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2026/3/9 高剪断成形加工技術の原理・新材料創製・量産化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/30 造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
2023/8/31 分散剤の選定法と効果的な使用法
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/29 金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)