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シリコンスラッジの回収と表面処理、応用

シリコンスラッジの回収と表面処理、応用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、太陽電池、半導体製造工程で廃棄されるシリコンスラッジの回収と表面処理、応用について解説いたします。

開催日

  • 2026年1月21日(水) 10時30分16時15分

修得知識

  • 直流電場を利用した微粒子の沈降促進技術
  • 凝集、沈降、濾過などの固液分離の基礎
  • 液中の微粒子の分離・回収方法
  • 多成分系微粒子の選択分離方法
  • シリコン負極の基礎知識
  • シリコンスラッジ表面への微細加工技術
  • 蓄電容量を向上させるシリコン負極への機能性付加技術
  • 充放電サイクル寿命を向上させるシリコン負極への機能性付加技術

プログラム

第1部 沈降方向と垂直な直流電場によるシリコン粒子の沈降促進

(2026年1月21日 10:30〜12:00)

 沈降方向と同じ方向ではなく、垂直な方向に直流電場を印加し、水中のシリコン微粒子を効率よく沈降濃縮する技術を紹介します。凝集剤等の薬剤は一切使用せずに、微粒子を沈降濃縮します。講演では、なぜ沈降方向と垂直な直流電場で粒子の沈降が促進されるのか、そのメカニズムについても解説します。

  1. 沈降濃縮の基礎
  2. 凝集剤を使用しない濃縮技術の必要性
  3. 沈降方向と垂直な直流電場による粒子の沈降促進メカニズム
  4. 沈降方向と垂直な直流電場による沈降促進技術のシリコン粒子回収への応用
    • 質疑応答

第2部 凝集・沈降、濾過操作によるシリコン、シリカ等微粒子の分離・回収技術

(2026年1月21日 13:00〜14:30)

 シリコンを回収するための沈降分離技術、ならびにシリカをはじめとする酸化物微粒子を回収するための沈降分離技術および濾過分離技術について紹介する。

  1. 固液分離技術の分類と基礎
    1. 沈降分離の基礎
    2. 凝集操作の基礎
    3. 濾過分離の基礎
  2. 太陽電池製造工程で排出されるシリコンの回収
    1. 太陽電池製造工程におけるシリコンの加工と排出
    2. 凝集・沈降による排液からのシリコンの回収
    3. 重液分離法による排液からのシリコンの回収
  3. 選択凝集を利用した多成分系微粒子の沈降分離
    1. シリカ等酸化物微粒子のゼータ電位の溶液環境依存性
    2. pH制御による多成分系微粒子の選択分離
    3. 電解質濃度制御による多成分系微粒子の選択分離
  4. pH依存性の高い微粒子懸濁液の濾過分離
    1. 酸化物微粒子のゼータ電位と粒子径のpH依存性
    2. 単一酸化物微粒子からなる濾過ケークの特性
    3. 二成分酸化物微粒子からなる濾過ケークの特性
  5. シリカナノコロイドの濾過分離
    1. 種々の濾過方式によるシリカナノ粒子の濾過特性
    2. シリカナノ粒子からなる濾過ケークの特性
    3. 粒子系の異なる二成分シリカナノ粒子の濾過特性
    • 質疑応答

第3部 シリコンスラッジへの表面処理と電池材料への応用

(2026年1月21日 14:45〜16:15)

 温室効果ガスの削減は地球規模の課題であり、2015年にパリ協定が締結されています。その中で、日本は中期目標として2030年の温室効果ガスを2013年度の水準から26%削減することを目標に定めています。この目標を達成するためには、様々な用途で広く利用されているリチウムイオン二次電池、近年では全固体電池等のバッテリーの高性能化が急務であり、2030年にかけてバッテリーの需要拡大が見込まれております。この状況下において、世界規模で推進されている電気動力車 (EV車) 等の普及に向けた高性能バッテリーの開発が必要となります。
 本セミナーでは、カーボンニュートラル社会の実現ならびにSDGsの達成に必須となるバッテリーの性能向上において、ブレークスルーの一つに挙げられているシリコン負極材料の創製技術について解説します。ここでは、産業廃棄物であるシリコンスラッジ材料の粒子径の制御技術や最新技術であるスラッジ表面への低コストかつ簡易な微細加工技術について解説します。さらに、リチウムイオン二次電池や全固体電池の蓄電容量と充放電サイクル寿命等の性能面の向上を目指す実用化に向けた要素技術について解説します。

  1. リチウムイオン電池の動向と課題
    1. リチウムイオン電池の動向
    2. リチウムイオン電池への要求
    3. リチウムイオン電池材料の開発状況
  2. シリコン負極の課題と解決技術
    1. リチウムシリコン合金によるシリコンの体積膨張とその緩和技術
    2. シリコン表面の保護被覆層 (固体電解質界面 (SEI) 層) の崩壊とその緩和技術
    3. シリコン/導電助剤配合比による蓄電容量と充放電サイクル寿命の影響とその緩和技術
  3. シリコン負極を用いたリチウムイオン電池の性能
    1. 体積膨張緩和を目指したシリコン負極の微粉化による充放電サイクル寿命の効果
    2. SEI層の崩壊緩和を目指したシリコン負極への金属被覆による蓄電容量と充放電サイクル寿命の効果
    3. 電気伝導向上を目指したシリコン負極への不純物添加による蓄電容量と充放電サイクル寿命の効果
    4. 電気伝導向上を目指したシリコン負極への導電性バインダー被覆による充放電サイクル寿命の効果
    5. 電気伝導向上を目指したシリコン負極への二次元材料被覆による充放電サイクル寿命の効果
    6. 導電助剤の未添加を目指したシリコン/グラフェン複合負極による蓄電容量と充放電サイクル寿命の効果
  4. シリコン負極を用いた全固体電池の性能評価
    1. 液体電解質と固体電解質の違い
    2. 電気伝導向上を目指したシリコン負極への不純物添加と二次元材料被覆による蓄電容量と充放電サイクル寿命の効果
  5. 今後の展望
    • 質疑応答

講師

  • 森 隆昌
    法政大学 生命科学部 環境応用科学科
    教授
  • 向井 康人
    信州大学 繊維科学研究所
    教授
  • 佐藤 慶介
    東京電機大学 工学部 電気電子工学科
    教授

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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