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高性能熱輸送・放熱技術の研究開発動向

高性能熱輸送・放熱技術の研究開発動向

~革新的な熱輸送デバイスを用いたサーマルマネジメントの最新技術~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、サーマルマネジメントについて基礎から解説し、感温磁性流体、相変化ナノエマルション、微細氷スラリーを用いた技術に、バイオミメティクス的なアプローチまで、熱輸送デバイスの技術動向について解説いたします。

開催日

  • 2025年5月28日(水) 13時00分16時30分

受講対象者

  • EVを含むモビリティー分野において熱問題に関わっている方
  • 家電・電子機器の熱設計に関わっている方
  • データセンター、電子デバイスの熱問題に関わっている方
  • 省エネルギー技術 (特に熱エネルギー) に関連する方

修得知識

  • サーマルマネジメントの基礎
  • 高性能新型ヒートパイプに関する基本的情報
  • 各種熱制御技術に関する先端事例
  • 熱輸送デバイスの技術動向

プログラム

 近年、電子デバイスの高集積化に伴い、機器からの発熱密度が増大している。またあらゆる機器の小型化によって冷却デバイスの小型化が必要とされている。
 本講演では、先端的な熱輸送デバイスについて研究開発状況およびその実用可能性について紹介します。中でも講演者が開発した超熱伝導ヒートパイプの性能や実装の可能性について重点的に紹介します。

  1. はじめに
    1. 求められるサーマルマネージメント
    2. 小型化する電子デバイスと熱制御技術
  2. 自励振動型ヒートパイプ (PHP)
    1. ヒートパイプの種類と特徴
    2. 小型化するヒートパイプPHP
    3. 宇宙環境でのPHP応用
    4. セルフリウェッテイング溶液による性能向上効果
  3. 新型ヒートパイプ (超熱伝導ヒートパイプ)
    1. 開発秘話
    2. 性能評価と熱輸送原理
    3. 各種業界への波及効果と実装の可能性
  4. 熱制御技術に関する各種研究事例の紹介
    1. 相変化技術を用いた熱制御技術
    2. 拡散層を介さない熱交換デバイスの取組
    3. バイオミメティクス的熱流体制御技術
    4. その他
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 麓 耕二
    青山学院大学 理工学部 機械創造工学科
    教授

会場

連合会館

4F 404会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

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