技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

有機フッ素化合物 (PFAS) を含む米国化学物質規制と留意点

技術者・研究者を対象とする

有機フッ素化合物 (PFAS) を含む米国化学物質規制と留意点

~技術者や研究者が知っておくべき米国化学物質関連法規制 / 連邦法、州法、そして製品開発時の留意事項 / 化学物質データベースの構築についても解説~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、有機フッ素化合物(PFAS)のリサイクル、回収技術を取り上げ、再資源化に向けた反応手法、フッ素の濃縮回収、米国PFAS規制について解説いたします。

開催日

  • 2023年10月31日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • R&Dの原料から廃棄までのライフサイクルに沿って必要な法規制
  • 法規制のコンプライアンスに必要な知識
  • 米国の化学品関連規制の概要
  • R&Dに活用できる化学物質関連のデータベースの利用方法

プログラム

 技術者や研究者が、製品を研究開発 (R&D) する時に知っておいた方が役立つ米国規制について解説を行います。
 具体的には、原材料から廃棄までの各々の工程での注意すべき法規制の説明を行い、製品の開発をするときの参考になる情報を提供することを目的とします。さらにPFASは従来のSDSによる情報収集ではすり抜けてしまう恐れがあり、PFASも管理できるサプライチェーンや自社工程で使用される化学物質情報を考慮したブローバル・ケミカルマネジメントシステムのコンセプト、構築方法と運用についても外資系企業の対応を事例として説明をします。

  1. 技術者や研究者が知っておくべき米国化学物質関連法規制
    1. 米国法規制の体系
    2. 罰則と回避方法
  2. 連邦法
    1. 輸入化学物質規制 (有害物質規制法TSCA)
      1. 新規化学物質の判定とその申請
      2. 既存化学物質の対応
    2. 安全データシート (SDS) 規則、GHSラベルなど
    3. 大気浄化法、水質浄化法、有害廃棄物法
    4. PFAS規制などの動向
    5. その他
  3. 州法
    1. カリフォルニア州法
      1. プロポジション65暴露警告ラベル
      2. より安全な消費者製品規制など
    2. ワシントン州法、メイン州法などの化学物質規制動向
    3. PFAS関連製品の規制動向
    4. その他
  4. 製品開発時の留意事項
    1. 化学物質の選択と法規制の洗い出し
    2. 化学物質のリスクマネジメント
    3. 化学物質の情報収集
      1. サプライチェーンからの情報収集
      2. 工程での使用化学物質情報収集
      3. 製品 (化学品や成形品) に含有する化学物質情報収集
    4. SDS
    5. データベースの利用方法
      1. スフェラ社IAシステム
        1. 海外規制対応自動SDS作成ソフトの紹介
          • 日本語入力
          • 外国語出力
        2. R&Dの時の混合物の濃度変化による危険分類の変化予測など
      2. BOMcheckサプライチェーン・マネジメント・プログラムなど
    6. 製品輸出時のコンプライアンスチェック
    7. その他
  5. 化学物質データベースの構築について
    1. 異なるデータの統合性の必要性について
      • 自社データ
      • ベンダーデータなど
    2. データプラットフォームについて
    3. カーボンフットプリントなどの集計方法事例
    4. その他
    • 質疑応答

講師

  • 玉虫 完次
    エンバイロメント・ジャパン株式会社
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/15 環境法のポイント 超入門 オンライン
2024/5/15 PFASの水道における実態及びその対策に対する技術開発の現状と課題への取り組み 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 PFAS (有機フッ素化合物) の国内外最新規制動向、企業のリスクと対応事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 繊維リサイクルの最新動向と課題・今後の方向性 オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/5/21 PFAS規制の最新動向と半導体業界への影響、対応方法 オンライン
2024/5/21 高分子材料のモノマー化、解重合反応とケミカルリサイクルの動向 オンライン
2024/5/22 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/5/27 PFASにおける国内外の動向と対策技術および対応事例 オンライン
2024/5/28 日欧米の化学物質関連法規制の概要と対応のポイント オンライン
2024/5/30 プラスチックの高度マテリアルリサイクルと高度成形プロセス オンライン
2024/5/30 微生物による二酸化炭素固定、カーボンリサイクルの現状と将来展望 オンライン
2024/6/3 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/6/6 日欧米の化学物質関連法規制の概要と対応のポイント オンライン
2024/6/10 PFOA・PFOS等を含めたPFAS (有機フッ素化合物) における規制動向、その企業対応 (2024年版) オンライン
2024/6/14 化学物質 (有機溶剤) の安全な取り扱い講座 オンライン
2024/6/14 サステナブルパッケージ・循環型ポリマー利用に向けたシール技術動向と対策 オンライン
2024/6/21 フッ素樹脂をはじめとするPFASの基礎と欧州PFAS規制の動向および用途別の代替手段 オンライン
2024/6/25 有機フッ素化合物 (PFAS) に関する米国規制動向と企業の対応策 オンライン
2024/6/26 超臨界・亜臨界流体の基礎とプラスチックのリサイクルおよび合成・化工への応用 オンライン