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EV、電池とLFPなど材料サプライの連系:国内ビジネスモデルの見直し

EV、電池とLFPなど材料サプライの連系:国内ビジネスモデルの見直し

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、EV電池の化学系、金属系と樹脂系それぞれの原材料の、サプライ・チェーン上の課題や、主要メーカーの動向を解説いたします。
また、講師の経験を交えて、電池製造において原材料の選定幅や、製造工程の柔軟性を拡げ、積極的にサプライ・チェーンの制約をクリアするスキームなども提案いたします。

開催日

  • 2022年9月28日(水) 13時00分16時30分

プログラム

 本セミナーを企画するきっかけは、本年5月時点で、国内EVメーカーのWLTCベースの、「主要諸元データ」が出揃ったことである。更には電池の正極材において、コバルトフリーの動きと、鉄リン酸リチウムLFPの採用が急速に高まったことにある。2030年あるいは35年を目処とした、ガソリン車廃止と全面電動化は、量的な質的な多方面に亘って、解決すべき課題が顕在化したと見える。
 この状況下で、中国と欧米の動きに対して、国内の関連業界が、自らのビジネスモデル、を検証しておく必要があろう。想定外であれば幸いだが、昨今の世界のエネルギー供給の状況の中で、EVシフト自体が幻のEVバブルに終わる可能性も見え隠れする。ドイツVW社の迷走などは、どう理解すればいいのであろう。
 本セミナーでは下記の4項目に分けて、上記の課題の要点を試算し、解析を試みた。製品レベルの正極材や、電池のデータが公開されることは少ない。電気化学的な、電池工学的なモデルとの対比で、実用領域を考えて行くアプローチとなった。可能な限り、数値で対象を捉えることが、この先の変化も見る上で重要と考えて構成した。

  1. EV走行性能の進歩、2022の日本
    1. 大手メーカーのEV戦略と成果
    2. 軽EV、乗用EVとSUVへの分化
    3. 搭載電池と航続距離
    4. “電費“と交流電力消費率
  2. EVの環境性能の現状
    1. ゼロエミッションの成果
    2. EV充電電力のCO2負荷
    3. EV、HEVと燃料電池車FCVの位置関係
    4. 各国の発電事情とCO2負荷
  3. 電池性能の進歩
    1. 比容量Wh/kgの到達レベル
    2. 電池性能とEVの棲み分け
    3. 全固体リチウムイオン電池との関係
  4. 正極材のサプライ・チェーンとコストダウン
    1. 最近のLFP正極材
    2. 単元、二元と三元の正極材の基礎
    3. Ah評価とWh評価
    4. 正極材のコスト問題
    5. トータルのコストダウンとバインダー系
    • まとめ
      • 棲み分けとサプライ・チェーン解消

講師

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 41,000円 (税別) / 45,100円 (税込)
複数名
: 20,500円 (税別) / 22,550円 (税込)

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    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 78,000円(税別) / 85,800円(税込)
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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 82,000円(税別) / 90,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 123,000円(税別) / 135,300円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 164,000円(税別) / 180,400円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 205,000円(税別) / 225,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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